認知症の始まりの症状と悪化を予防する方法

認知症の始まりの症状と悪化を予防する方法

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.認知症の初期症状

認知症と言えば、もの忘れや徘徊といったことがよく知られていますが、他にもさまざま
な症状があります。現時点では、まだ明確な治療法がありませんので、少しでも早く認知
症に気付き、症状の進行を遅らせることが大切になります。

そこで、気をつけたい初期症状とはどういうものかと言うと、同じ話を繰り返す、同じも
のを不必要に何度も買ってくる、料理の味付けが安定しない、周囲の人との会話について
いけなくなる、赤信号にかわりそうでも渡ろうとする、読書やテレビ好きの人が本を読ま
なくなったりテレビを見なくなる、家事や趣味などの作業を途中で放棄してしまう、人付
き合いを避けるようになる、怒りっぽくなる、といったようなことがよく見られる症状で
すので、そのタイミングを見逃さないことです。

           

初期の段階では、症状そのものより、周囲の人と自分を比較して、急に取り残された感じ
を受けてしまうことによる不安や混乱から怒りを覚えたり、閉鎖的になったりすることか
ら、うつ病と判断されることも少なくありませんが、そのようなときにこそ、しっかりと
した検査を受けてみる必要があるのです。

認知症とは、いわゆる脳の病変により認知機能が低下したことによって起こる症状で、進
行とともにどんどん悪くなっていくのが中核症状と言われるもので、そのような環境に順
応できず、行動や心理状態に影響を受けることを行動・心理症状(周辺症状)と呼んでい
ます。

いずれにしても、認知症は、一度発症すると適切な処置をしながら進行をできるだけ遅ら
せるということ以外に方法はありませんので、できるだけ早い時期に発見することが何よ
り大切なことなのです。

2.認知主の予防方法

ある程度の年齢になると、もの忘れという症状を自覚する人が多くなりますが、基本的に
物忘れと認知症は違います。もの忘れは単純に加齢による認知機能の低下ですが、認知症
は脳にダメージを受けて記憶力や判断力が低下する病気です。

よく言われる症状の違いは、もの忘れは、何かヒントがあれば思い出すことができる状態
ですが、認知症は記憶そのものが無くなってしまうので、ヒントがあっても思い出せない
ような状態です。特に、認知症初期では短期記憶が失われやすく、買い物に来た目的がわ
からなくなるとか、今話している話題が分からなくなるといった症状が現れるのが特徴と
言われています。

言い換えれば、もの忘れは、体験したできごとの一部を忘れるだけで、完全に記憶がなく
なることはありませんが、認知症では体験した記憶が丸ごと無くなってしまうのです。

認知症を患う主な原因としては、アルツハイマー型(女性に多い)、レビー小体型(男性
に多い)血管性(男性に多い)がよく知られていますが、血管性(脳出血や脳梗塞が原因)
以外は、脳神経細胞が障害を受けることで、徐々に進行していきます。

このように、漠然とした原因はわかっていても、現時点では治療法はなく、普段の生活に
おいて、できるだけ認知症のリスクを避けるよにして生きるということが最大の予防法と
いうことになります。

まずは、バランスの良い食事内容、適度な運動などを通して、生活習慣病を予防すること
です。もっとも多いアルツハイマー型認知症は、脳血管障害や糖尿病などの生活習慣病と
も深く関わっていると言われていますので、まずは生活習慣病を予防することです。

           

次に、脳を活性化するためには、他の人とのコミュニケーションと言われていますので、
家族はもちろん、知人・友人と会って話す機会を多くするようにします。

また、記憶の衰えは体内のプラズマローゲンの減少と関係があるとも言われていますが、
記憶に不安が出る年代の人で、ゆとりがあれば、良いと言われるものは何でも試してみて
も損はないのかなと思います。



 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク