「不快な臭い」「良いニオイ」「爽やかな香り」あなたの希望はどれ?

「不快な臭い」「良いニオイ」「爽やかな香り」あなたの希望はどれ?

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ニオイの正体とは

ニオイが話題になることは多いですが、このニオイってとても不思議なものに
思ってしまうのは私だけでしょうか?

色や形がある訳ではないので、目には見えず、手で触れることもできず、しか
し確実に感じることができる不思議な刺激といったところでしょうか。

私達は普通にニオイを見ることはできませんが、大気中にはさまざまな物質が
浮遊していて、それが鼻の粘膜質に付着して嗅覚を刺激することによって起こ
る感覚がニオイなんですね。

        

そして、そのニオイが不快と感じるものを「臭い」、快く感じるものを「匂い」
という文字で表現しているのですが、ニオイの物質というのはとても小さな分
子量なので、大気中に浮かぶガスといった状態で存在しています。

とすれば、体臭や口臭というのも漠然と理解できるかと思いますが、体臭は汗
や皮脂に含まれるタンパク質や脂質などの成分を、皮膚上に住む常在菌によっ
て酸化させられたり、分解されたりしてニオイ物質と言われるガスが発生し、
これを人間の嗅覚が捉えると体臭として感じることになるのです。

同様に、口臭も、口の中に残された食べ物のカスなどを口内細菌が分解し、発
酵される過程で生まれたガスが、吐く息に乗って空中に出たものを嗅覚が捉え
たとき口臭ということになる訳です。

しかし、このニオイの定義というのも曖昧なもので、悪臭とは「ヒトが知覚で
きる臭気のうち不快なものを指す」というのですが、この「不快」というのも
また非常に曖昧なもので、ある有名な先生でもこれを説明するとき、「快以外
はすべて不快」「不快以外はすべて快」という、といった程度の説明で、これ
で納得できる人はどれくらい居るのだろうと思ってしまいます。(笑)

                

ニオイとはこのようなものなので、ハッキリとした線引きはできませんが、相
手が嫌そうな気配を感じたら、それは体臭でも口臭でも悪臭ということになる
ので注意しなければなりません。

とは言っても、ある調査では90%以上の人が、相手に体臭や口臭を告げられ
ないという結果があるように、ニオイというのは自分ではわからず、他人も教
えてくれない、目に見えない、手に触れることもできない厄介なものなのです。

ニオイの魅力と規制

古くは、私達の周囲にあるのは自然のニオイだけだったので、人間のアポクリ
ン腺から出す汗のニオイは異性を惹きつけるフェロモンに似た働きがあると言
われ、体臭のきついことがむしろ生物学的には好ましいことであったというこ
とかも知れませんが、現代では悪臭という一言で片づけられてしまいそうです。

また、アンモニア(尿臭)、ノルマル酪酸(汗臭い)、イソ吉草酸(足の裏の
臭い)は、悪臭防止法で規制されてもいるのです。

このように、ニオイは、ときには異性を惹きつける魅力ともてはやされ、とき
には法律で規制されるほど嫌がられる存在なのですが、これからも人間の体か
ら発せられるニオイというものは、周囲の人達に不快感を与えるものというの
が一般的な解釈の時代が続きそうですので、体臭、口臭の気になる人は、それ
なりの注意が必要です。

         

体臭は、一般的には皮脂分泌の多い男性の方が強いと言われていますが、ある
程度は、食事や入浴方法、生活習慣の改善によって抑えることができますので、
脂っこいものや香辛料の好きな人、タバコ、アルコールがやめられない人、シ
ャワー中心の人などは、まずはそのあたりから調整してみましょう。

口臭に関しては、虫歯や歯周病のある人はその治療から、そして歯磨き、うが
いなどで口内を清潔に保ち、乾燥させないようにすることが基本です。

とは言っても、ストレスや緊張、昼食をとる暇がなかったなど気が付かないう
ちに、口内が乾燥して口臭が発生することも少なくないので、特に仕事で口臭
が気になるような人は、サプリメントなどを利用するのも有効な方法です。



 

 

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