口内環境が悪くなる原因
口内環境が悪化する要因としては「飲食物」「生活習慣」「タバコ」「ストレス」「水分
不足」「歯磨きやマウスウオッシュのし過ぎ」などがあります。意外に思われるかもしれ
ませんが、口内環境を維持するためにやっていることも口内環境を悪くする原因になって
いることがあるんです。
まず飲食物ですが、甘い物や炭酸飲料、マヨネーズ、柑橘類など、他にもいろいろありま
すが「酸性」の食品は口内環境を悪化させてしまいます。
生活習慣の乱れは口内環境に限らず、良いことなど何もないと言った方が当たっているか
も知れません。特に口内環境悪化の原因としては、甘い物やビール・ワインなど酸性食品
をしっつかり食べて寝るといったことは避けなければなりません。当然のことですが睡眠
不足も良くありません。
生活習慣と同じく良いことが何もないものに、ストレスとタバコがあります。特にストレ
スの解消にタバコを吸うという習慣のある人は注意が必要です。歯茎の血流が悪くなりま
すし、口内を乾燥させる原因になり、それがそのまま口内環境悪化の原因でもあるのです。
次に、女性に多いのですが「トイレに行きたくない」という理由から水分を摂らない人の
多くが口臭がきついという悩みも持っています。これは当然と言えば当然ですが、口内を
乾燥させると口臭は一気に強くなります。
そして、口内環境を維持するつもりでやっている「歯磨き」や「マウスウオッシュ」によ
るうがいですが、ゴシゴシこするような歯磨きは歯茎や歯を傷つけてしまいますし、薬品
で必要以上に口内をきれいにすると、口内環境維持に必要ないわゆる善玉菌も一緒に死ん
でしまいます。
口内環境を悪くさせる原因として、これらの要因が複合的に絡み合っているのですが、改
善しようと思えば自分でやれることばかりということにお気づきでしょうか？
もちろん、悪化した口内環境を長期間放置したことによって、すでに歯周病や虫歯などが
発症していまっている場合は、まずはそちらの治療をすることが優先ですが、それ以外の
人で口臭に悩んでいる人にはかなり効果が期待できると思いますので、真剣に考えてみて
下さい。
口内環境を改善する方法
口内環境を改善する方法は、口内環境を悪化させる原因を取り除くことですので、原因の
ところで述べたことを改善するだけです。しかし、すでに口内環境が悪化していて症状と
なって現れている人は、そちらのケアをすることが優先課題になります。
虫歯や歯周病（歯茎から血が出る、歯茎が腫れるなど）の症状は自分では治せませんので
歯科医で診察を受けて下さい。
それ以外では、舌苔という「舌の汚れ」があります。普通の歯ブラシでも磨けますが、専
用の舌苔ブラシ
などを使うのが賢明です。
口内を乾燥させないためには「こまめな水分補給」「口呼吸を改める」、口内環境を悪化
させないためには野菜や海藻類などの「アルカリ食品を意識して摂る」ことです。
また、常に口内環境に気を使っていられない環境に居る人には、かなり高いレベルで口内
環境の維持が期待できると評判のサプリメントもありますので、ぜひ活用してみて下さい。