シリカで高血圧が改善する？
シリカ（ケイ素）は血圧を下げる薬ではありません。しかし、シリカ水を飲むと血圧が改
善されたという話は案外よく耳にします。それはどうしてでしょう？
シリカ（ケイ素）には、本来血管の細胞を作る成分を含んでいるということをご存知でし
ょうか？血圧が高くなる原因は、動脈硬化により血管に弾力性がなくなることが原因であ
ることが多いのですが、その動脈硬化の原因になっているのがコレステロールや中性脂肪
そのものであったり、血管壁に付着したプラークであることが多いのです。
つまり、偏った食事や運動不足などが日常化すると、血液中の脂質や糖分が増え、血液が
ドロドロ状態になります。これが高血圧の最初ですが、更に血管壁などにこのドロドロと
したプラークがくっつくことで動脈硬化を引き起こすことになるのです。
シリカはこのようにして付着した血管壁のコレステロールを排出したり、中性脂肪を分解
したりする働きがあるため、血流の改善が期待できると言われています。更に傷ついた血
管壁の細胞を修復する成分も含まれているということから、血圧がどうして上がるのか、
そしてシリカ水を飲むことがなぜ血圧を下げることにつながるかが理解できると思います。
更に、シリカは浸透力に優れているので、毛細血管のような細かいところにまで入り込ん
で活性化することができるというのです。
また、腸内環境改善と言えば「食物繊維」ということは、ほとんどの人が知っていると思
いますが、実はシリカは地殻に溶け込んでいて、野菜などの食物繊維の主成分でもあるの
です。なのでシリカを摂取することで腸内環境の改善にもつながり、結果的に免疫系統の
強化にもつながるということなのです。
ところが、このような話をすると必ず「副作用があるのではないか？」とか「リスク云々」
といったことが言われます。シリカ（ケイ素）はもともと私たちの体内にも存在している
ものなので、リスクなどあるはずがありませんし、副作用とは薬物の使用により病気を治
す作用とは別の望んでいない作用が現れることです。シリカは水であって薬品ではないの
で副作用そのものがあり得ないことです。
ケイ素を多く含む天然シリカ水
シリカ水には特に医薬品のような規定がありません。そして、地下水なら多少はどの地域
の水にも含まれています。ただ、だからと言って、現代は地下水をそのまま飲める環境が
整っているところも少なく、直接飲める水があってもシリカの含有率は微量ですので、も
のすごい量を飲まなければなりません。
そこで、一般的には高濃度の天然シリカ水を買うことになりますので、どこのシリカ水が
最も適しているかという話になります。
シリカ多く含まれていると言われているのが、霧島天然水、日田天領水、フィジーウオー
ターと言われています。フィジーウオーターは南太平洋の楽園と言われるフィジーでとれ
るミネラルウオーターで、あとの日田天領水は大分県日田市の地中約１０００ｍの水源か
ら採取されるミネラルウオーター、そして霧島天然水は「飲むシリカ」というキャッチフ
レーズで有名ですが、霧島連山で採取される日本の天然水です。
この３つはいずれも高濃度のシリカが含まれていますが、なかでもとびぬけているのが霧
島天然水です。シリカに限らず、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量でも群
を抜いていますので、特に決まった銘柄がないのであれば霧島天然水を選べば間違いはあ
りません。
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