疲労の種類と原因
疲労の定義とは「過度の肉体的・精神的、または疾病により生じる独特の不快感と休養の
願望を伴う身体の活動能力の減退状況」ということですが、これを一般的な表現にすると
疲れを感じているという状態のことになります。
日常の仕事や家事、育児、運動、ストレスなどが溜まった状態が続くと、体調が悪化した
り、思考能力が低下したりして、身体能力も低下してしまいます。
これは人間の生命維持のために備わった警告装置で、それ以上、心身の負担が増えて健康
を害することを防ぐためのものと言えます。つまり、痛みや発熱などを感じることで心身
の活動が抑えられ、それ以上の負担を増やさないようにして体を守ろうとするのです。

そして、その方法は2種類で、体の疲労として現れるのが「末梢性疲労」、心(脳)の疲
労として現れるのが「中枢性疲労」です。
末梢性疲労は、体を過剰に動かすことによる筋肉エネルギーの不足から、血流が悪くなっ
たり、神経の伝達が遅れたりするようになることで、筋肉の活動が鈍くなるのをはじめ、
筋肉に傷がついて炎症を起こしたりします。すると痛み(筋肉痛)を伴うことになります。
このような状態になることが「体が疲れた」ということです。
中枢性疲労は、脳を使い続けたことだけではなく、心理的・精神的なものが多く、過度な
緊張やストレスを受けることで、脳内の細胞が筋肉疲労とよく似た状態になることでダメ
ージを受けて精神疲労を感じるようになります。これが「心(脳)が疲れた」ということ
です。
心身の疲労回復法
脳にとっても体にとっても、疲労を回復させる一番の方法は「良質な睡眠」をとることで
す。疲れたら眠くなるというのは自然の現象ですので、条件が許せば「眠る」ことです。
次に、疲労を感じるときはエネルギーも消費されていますので、糖質・脂質・タンパク質・
ミネラル・ビタミン類などをバランス良く摂取する必要があります。なかでも、特に摂取
不足になりやすいのがミネラル類とビタミン類ですので意識して摂取する必要があります。
具体的には、もう誰でもご存知かと思いますが、疲れたときには「にんにく」ですね。た
だ、ニオイがという人にはサプリメントがおすすめです。また、ビタミン・ミネラルなど
の栄養の塊とも言われる「有精卵黄」も一緒になった「にんにく卵黄
」は、サプリメント
のなかでもイチオシです。
最後は、生活のリズムも大切です。疲労を感じるようになると生活のリズムも乱れやすく、
自律神経のバランスも崩れやすくなります。すると、睡眠の質が低下したり、食欲不振に
なったりして、どんどん慢性疲労化していくことになります。
すると、思考能力の低下、注意力の低下、行動力の低下、目の不調、頭痛、肩こり、腰痛
など、原因がよくわからないような症状が現れてきます。
もうすでに、そのような自覚症状のある人は、できるだけ早く十分な休息と栄養を補給す
る必要があるかも知れません。休息時間を確保しながら、生活にメリハリをつけて規則正
しいリズムをつけるようにして下さい。

そして、効果的に疲れを解消する方法としては「疲れないようにすること」も大切です。
例えば、デスクワークや家事など、長時間同じ姿勢でいなければならない時でも、できる
だけ正しい姿勢や、軽い運動を加えて筋肉疲労を防ぐことを考えたり、お茶などを飲んで
リラックスしたりすることも、疲労を未然に防ぐという意味では大切なポイントです。
更に、ストレス解消や質の良い眠りのためには「入浴」は不可欠です。シャワーだけで済
ませている人は、ぜひ湯船に浸ってみて下さい。筋肉や神経の緊張をほぐし、血液の循環
を良くし、リラックス効果まで得られるという、とても安上がりな疲労回復方法です。