手が荒れる原因とは
手荒れと言っても「かさつき」「ささくれ」「赤くなる」「かゆみ」など、さ
まざまな症状がありますが、いずれにしてもあまり好ましいことではありませ
ん。そして、その手荒れの原因は「空気の乾燥」「気温の低下」「刺激による
ダメージ」と言われています。
しかし、手荒れで悩む人は、ほとんどが「水仕事」を多くする人というのも疑
いのないところですが、それは洗剤などで汚れと一緒に手の皮脂や角質も落と
してしまうことにあります。
以前は、お金を数える銀行員なども、同じく皮脂や角質を落としてしまうため
手荒れを起こすと言われていましたが、最近の自動化でそれは過去のものにな
り、もっぱら手荒れの主な原因と言えば「水仕事」と言えるかも知れません。
とすれば、手荒れを防ぐには、食器洗いなどでも「汚れを落としても、皮脂な
どを落とさない」ようにすればいいということになります。
ちょっと考えただけでは無理な気もしますが、すこし工夫するだけで「主婦の
手荒れ」ならかなり防ぐこともできるのです。
手荒れを防ぐ工夫とは
主婦湿疹とも言われるように、普段から水仕事をする主婦に多い手荒れですが、
その手荒れを防ぐには、水仕事の仕方を見直してみることから始めます。
意外に多いのが、スポンジに洗剤を含ませてゴシゴシ洗う方法ですが、その洗
剤をまず水を張った洗い桶に入れ、食器をしばらく浸しておくとようにしてか
ら洗うだけで、手や指への負担はグンと軽くなります。
また手荒れをしている人の必需品はゴム手袋ですが、その下に綿の手袋をする
とゴム刺激からも守られて効果的です。また手を洗うときも「冷たい水は血行
を悪くし」、「熱いお湯は皮脂を奪ってしまいます」ので、ぬるま湯で洗い、
濡れたままにしないように水気を拭き取る習慣をつけましょう。
最近いろいろな施設で設置されているハンドドライヤーも、手荒れ傾向にある
人はあまりおすすめできません。自前のハンドタオルで拭くようにしましょう。
できれば、携帯用のハンドクリームなども持ち歩いて、こまめに手のケアをす
ることなどをおろそかにしなければ、かなりの手荒れは解消できるはずです。
手荒れは水仕事の多い人や、清潔好きで過度に手を洗う人、アルコール消毒な
どをする人に多い症状で、もともと皮脂腺の少ない手の皮脂を汚れと一緒に洗
い流してしまうことでバリア機能が回復しずらい状況を作り、さらに洗剤など
の刺激を受けることによる炎症なのです。
なので、水仕事の際にはできるだけ水に触れないようにすることが一番の対策
なのですが、そうも言っておれないのが調理師や美容師など職業上どうするこ
ともできない人の場合なんですよね。
最近はそのような職業の人にも対応するクリームが出来ていますので、もしま
だご存知ないようなら、ぜひ一度試してみて下さい。もちろん主婦の皆さんに
もおすすめですよ。（笑）
手に塗るだけで見えない保護膜を作り、水も洗剤も手に触れることがありませ
ん。つまり、洗剤でも落ちないクリームですが、新陳代謝により数時間で自然
に剥がれ落ちるという画期的なクリームです。ベタツキもニオイもなく手荒れ
の原因だけに対応しているという評判のスキンプロテクトクリームです。
