プロテオグリカンのパワー
最近は化粧品やサプリメントなどにも多く使われるようになりましたので、名前はよく知
られるようになりました。しかし、最初は「関節痛」に効果的な成分として登場した関係
で、まだ美容成分としての効能の認知度はマイナーなところもあります。
なので、プロテオグリカンと言えば、ヒアルロン酸を超える保水力というのが一般的な理
解の範囲ではないでしょうか？もちろんそれは事実で重要な要素でもありますが、プロテ
オグリカンの能力は単なる保水力だけではありません。
肌トラブルと言えば、誰でも知っているのが「肌のターンオーバー」だと思いますが、こ
れは年齢とともにＥＧＦ（上皮細胞増殖因子）が減少することで、細胞の再生能力が低下
することです。つまり、ターンオーバーが遅れて肌の老化がすすみ、肌荒れやシワなどの
老化現象となって現れることになるのです。ところが、プロテオグリカンにはこのＥＧＦ
と同じ作用があると言われているのです。
更に、美容成分でおなじみのヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進する働きがあったり、
シミの原因になるメラニンの生成を抑制したり、色素の沈着を抑える働きもあると言うの
ですから、まさにエイジングケアには最強の成分と言えます。
また、ごく最近（２０１５年）に弘前大学とサンスターが研究結果として「プロテオグリ
カンは紫外線による光老化を予防する作用がある」ことを確認し発表しました。
もちろん、ＵＶ対策をしなくても良いという意味ではなく、ＵＶ対策をきちんとした上で
プロテオグリカンも使うと、その効果は想像以上ということです。
つまり、プロテオグリカン単独でも肌に対するオールマイティな能力を持っていますが、
それを活用して、コラーゲン補給やＵＶ対策も一緒に行うことで、最強のエイジングケア
が可能になるということです。
このような万能型の成分が出現すると、どこからともなく「毒性」や「副作用」などとい
った根拠のない話も出てきますが、プロテオグリカンはもともと人間の体内にも存在して
いる物質なので、副作用などあるはずがありません。
ただ、安くなったとは言え、少し前までは１ｇ３０００万円とも言われていた高級成分で
すので、極端に安いプチプラ化粧品などは、やはり多少の警戒は必要かも知れません。
産地や製造法、成分表、純度など、必要項目がしっかり確認できるものを選ぶようにしま
しょう。
プロテオグリカンの選び方
高額だったころのプロテオグリカンは、牛の気管軟骨や鶏のトサカといった特異な部分か
ら抽出される成分であったため、発見は１９世紀末とかなり前になりますが、あまりにも
高価すぎて普及することはありませんでした。
しかし、ごく最近になって、水産加工品の製造工程で廃棄処分されている鮭の鼻軟骨の有
効利用から、高純度なプロテオグリカンを大量に抽出する技術が確立されたことで一気に
普及することになりました。
なので、おすすめは「北海道産鮭鼻軟骨より抽出のプロテオグリカン１００％原液使用」
であること。最低限これは確認しておく必要があります。そして、そのような純度の高い
製品の場合は「定価７０００円」くらいはするというのも１つの目安になります。
また、プロテオグリカン製品に関しては、昔からある有名化粧品メーカーが必ずしも良い
製品を持っているということにはなりません。それは何より「鮮度」と「純度」が重視さ
れるため、極論すれば抽出された工場でそのまま化粧品化するのが最も合理的な訳ですが、
さすがにそれは少し無理があります。
１社だけ、抽出する施設に隣接する研究施設でプロテオグリカンを提供している会社があ
りますが、それほど有名ではありません。ところがプロテオグリカンの化粧品では知る人
ぞ知る、これを外してはプロテオグリカンを語れないという化粧品がＰＧ２です。
最初から「ど真ん中直球」に出会いたい人は「ＰＧ２」を試してみて下さい。
