1.体が冷える人の特徴
近年の女性の基礎体温は36度前後と言われていますが、50年ほど前の平均は36度台
後半と言われていて、約1度体温が低下していることになります。それがすぐに健康と関
係するというものでもありませんが、体温が低くなる大きな要因は「血流の停滞」です。
筋肉などで作られた熱は、血液にのって全身に運ばれて行きます。血流の良い人は、当然
のことながら、体の隅々まで熱が運ばれますが、血流の悪い人は末端まで行きわたらず体
が冷えるということなのです。

体温の高い人は、見た目にも「血色が良く」「ポジティブ」な感じがしますが、体温の低
い人は、「青白く」「ネガティブ」なイメージがします。これも好みの問題で、どちらが
良いというものでもありませんが、このようなサイトに目がとまるという人は、少なから
ず「体の冷え」というテーマで何か気になることがあるのだろうと思います。
そこで、ここでは「体の冷えの悩みがある人」ということで話を進めて行きますが、血管
が細いだの、脂肪が多いだのといった、血流が悪くなる原因が生まれつきの体にあるよう
な指摘ではなく、日常生活上での問題点を見直してみるだけでも体温1度くらいは上昇が
期待できるという話ですので、ダメ元でやってみる価値は十分にあると思います。
2.体の冷えの改善方法
50年前と現在の最も大きな生活スタイルの違いは、乗り物の普及で「歩かなくなった」
ことです。結果、運動不足になり、下半身の筋肉量が減り、筋力も低下したことで、体温
の約40%を生み出すとされる熱量が不足するだけではなく、血流も悪くなります。
そして、テレビドラマの影響か、風呂はシャワーで済ませるだけ、美容に良いからと汗も
かいていないのに水を飲む、食事もインスタント食品やコンビニ弁当など、炭水化物中心
でタンパク質不足、ファッションはボディラインを意識し過ぎた頭熱足寒中心となってい
る女性がかなり多く見られます。

ここまでのところを見直してみるだけでも、体の冷えはかなり改善されると思われます。
映画やドラマの世界を実践しているのは日本ぐらいで、普段着の欧米人は歌手やハリウッ
ドスターのような服装で生活している訳ではありません。ジーンズにインナーシャツ、上
に羽織るものといったところが普通です。つまり、頭寒足熱ファッションなのです。これ
を機に、一度ファッション誌や美容講座などから離れて、自分流の生活スタイルを見つけ
てみると良いかも知れません。
最後は、ストレスを溜めないようにすることです。ストレスは自律神経を乱す原因になり
ますし、血流をコントロールしているのが自律神経ということなので当然ですね。同じく
タバコも血管を収縮させる作用があるため、この際、禁煙してみてはどうでしょう。
ード盤のように水平に回転するタイプのものは、冷え解消にはあまり効果は期待できませ
ん。足の裏に垂直に回転するタイプのものがおすすめです。
いかがですか。まとめてみますと、乗り物でなくても大丈夫なところはできるだけ歩くこ
とを意識しましょう。風呂は湯舟に浸かってゆっくり温まること、食事はできるだけ自炊
をして栄養の偏りに注意すること、ファッションは流行より頭寒足熱タイプを、ストレス
をためないようにして、タバコはやめるといったことを実践してみて下さい。今度の冬は
かなり快適に過ごせているかもかも知れません。