1.加齢臭の原因とは
中高年以降になると、男性を悩ませる問題の1つに「加齢臭」があります。古い油とか枯
れ草のようなニオイといわれるような好ましくないニオイが周囲の人にも影響を与えます。
一般的には「加齢臭=中高年のおじさん」というイメージですが、実は女性にもあります。

もうすでに、加齢臭の原因は「ノネナール」という皮脂に含まれる物質であることを知っ
ている人も多いと思いますが、そのノネナールは体から直接分泌されるのではなく、皮脂
に含まれるパルミトレイン酸が過酸化脂質と反応することで生成されます。このパルミト
レイン酸は、若い人の皮脂にはほとんど含まれていないのですが、加齢とともに多く含ま
れるようになり、過酸化脂質も年齢とともに増加するようになります。そのため、中高年
以降の男性(女性のように肌の手入れをしていない人が多いため)に加齢臭が多いという
ことになるのです。
ここでは、特に難しい説明はしませんが、何となく中高年以降に加齢臭なるものが発生し
やすくなることと、加齢臭そのものは体内から分泌されるものではないということを理解
していただければ十分です。つまり、加齢臭を改善するためには、体質の改善も大切です
が、ノネナールが含まれた皮脂を取り除くことが重要になるのです。
2.加齢臭の減らし方
加齢臭を減らすには、ノネナールの含まれた皮脂を減らすことです。ノネナールを含む皮
脂が多いのは、当然のことながら皮脂が多く分泌される部位で、頭皮・首の後ろ・耳の後
ろ・背中・胸元・脇などが該当しますが、なかでも皮脂腺が多い頭皮と面積も広い背中が
重要ポイントになります。まめに頭を洗っている人でも、どちらかと言えば「髪の毛」中
心の人が多いようですので、髪より「頭皮」をしっかり洗うようにすることです。

背中は、皮脂が多い上に手が届きにくいため、しっかり洗ったつもりでも洗い残しが多い
と言われていますので、意識してしっかり洗う必要があります。また、湯舟に全身を浸け
て温めることで、皮脂が落ちやすくなるということですので参考にして下さい。
加齢臭を減らすためには、皮脂のついていない衣服、枕カバー、シーツなどを使うように
しましょう。毎日、寝具の洗濯は難しいという人は、枕カバーやシーツの上にタオルを敷
くなど工夫してみましょう。
次に、ノネナールの元になるような食事を控えるようにしましょう。肉の脂身や揚げ物が
好きな人は注意して下さい。逆に、抗酸化物質(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEな
どを多く含む食品)を多く摂取し、アルコール・タバコを控え、あとは健康的な生活をす
ることです。健康な生活とは、適度な運動、十分な睡眠、ストレスの解消などに積極的に
取り組むことです。
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