中高年化・長期化する引きこもりの原因と立ち直りのきっかけ

中高年化・長期化する引きこもりの原因と立ち直りのきっかけ

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1.引きこもりの原因とは

引きこもりとは、6カ月以上にわたり外出をしていない状態にある人のことを言います。
その数は全国で120万人と言われていますので、決して無視できるレベルのものではあ
りません。以前は、引きこもりと言えば「若い年代」の人というイメージでしたが、現在
は少し違っていて、40歳以上の中高年の人が半数以上を占めているそうで、男性に多く、
長期化する傾向にあるのだそうです。

8050問題と初めて聞いたときには、何のことか解りませんでしたが、80歳代の親と
50歳代の引きこもりの子供が同居することを言うのだそうで、大きな社会問題になって
いるということのようです。

引きこもり問題が注目されるようになった2000年頃は、不況で就職活動に苦しむ若者
中心に起こる問題と考えられていましたが、現在は「対人関係」「うつ病」「社交不安障
害」「発達障害」「総合失調症」などの心の病気や不調などの要因が複雑に絡み合って起
きていると考えられています。

中高年の引きこもりは、することがないから家にいるだけという気楽なタイプや苦しい現
実から逃避できて嬉しい、といった人もいますが、多くの場合、社会に居場所がない、自
分はダメ人間、人目が気になる、といった感じの引きこもりをしている本人も苦しんでい
ることが多いようです。

引きこもりとは「6カ月以上にわたり外出していない」ことが判断の目安とされています
が、当然のことながら、その前に「3カ月」もある訳ですので、その段階で何らかの対策
を考えることが早期の立ち直りのポイントになります。

2.引きこもりの対策とは

近くに「ひきこもり支援センター」のような施設がある場合は、相談窓口で相談してみる
のが良いかも知れません。とは言っても、政令指定都市などの大きなところでなければ、
それもあまり期待できませんので、精神科や心療内科を受診するというところでしょうか。

しかし、実際は「引きこもり」を中心にした医療機関はあまり多くなく、病気面から判断
した指導になるため、効果はイマイチという話も少なくありません。なので、医療機関の
受診は無駄ではありませんが、それだけで大丈夫というものでもないと考えて、自身や周
囲の人も協力して立ち直るきっかけを見つけるという気持ちが必要です。

立ち直りのきっかけとしては、外出の目的は多分思いつかないと思いますので、「楽しそ
う」と思えるような趣味やイベントに触れてみることから始めるのが良いかも知れません。
それも見つからないようなら、おやつなどを買いにコンビニなどへ出かけてみるといった
ことでも、とにかく外出につながれば意味があります。

対人に問題があるようなら、早朝や自然の多い場所など、人の少ない場所や時間帯を選ん
で行動するといったことも考え、どこか1つでも「通える」場所が見つかれば成功の可能
性が高くなります。

また、どうしても家から出たくないという人には、個人の変容をもたらす効果的なレッス
ン内容で、世界で4000万部(国内250万部)も売れ、現在もベストセラーであり続
けている「7つの習慣」という本をおすすめします。不変の原則にフォーカスされた価値
ある1冊ですが、いきなり本を読む気になれないという向きには、マンガ化されて大胆に
わかりやすく編集されているものもありますので、人生のバイブルとして読む絶好のチャ
ンスかも知れません。





 

 

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