1.オレンジラフィーマリンオイル
日本では、「オレンジラフィー油」として知っている人の方が多い
かも知れませんが、実はオレンジラフィーというのはヒウチダイ科
の深海魚で、高級白身魚として欧米では食用として有名です。

その皮下に蓄えられている消化出来ない脂(ワックスエステル)を
精製したのが「オレンジラフィー油」と言われるもので、医薬部外
品の原料規格にも登録されていて、化粧品などにも利用されている
のです。
ワックスエステルは、皮脂や髪を構成する主要な成分で、人の皮膚
に近い脂肪酸組成なので、肌になじみやすく、ほどよい潤いバラン
スのあるオイルとして、スキンケアだけではなくヘアケアとしても
利用でき、敏感肌の人でも使える低刺激性という特徴があります。
天然オイルとしては、使用感や性能面でほぼ互角と言われているも
のに「ホホバ油」というものがありますが、こちらは植物のホホバ
由来で、オレンジラフィー油が深海魚由来という程度の違いとされ
いて、使用感や化学組成としての性能面では、ほぼ互角とされてい
ます。しかし、肌の保湿効果や乾燥肌状態の改善といった点では、
オレンジラフィー油が特に優れた効果があると言われていることか
ら、化粧品としてはまだ知られていない特性も保有している可能性
があると期待されているのです。

また、天然由来のオイルで、アトピー性皮膚炎にも効果があると言
われていて、たくさん使ってもサラッとした状態で、使用感と安全
性の高さでも重宝されているオイルなのです。
2.エイジングケアとしての効果
化粧品の中でも、特に効果的と言われるものにエイジングケアとし
ての用途があります。
目元・口元がつっぱる、顔全体がごわつく、保湿しても物足りない
感じがして、夕方になるとカサカサした感じといった、年齢肌には
最適であると考えられているのです。

とは言っても、構えて肌の手入れをするというものでもなく、化粧
水のあとに塗り込むとか、お風呂上りに全身気になるところに塗る
とか、水仕事のあとにハンドクリーム感覚で使うだけという手軽さ
なのに、抜群の持続力があるという優れものなんですね。
そして、対照的なのがアトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎と
いうと、何か特別なアレルゲンによって発症すると考えている人も
多いのですが、実はこれは皮膚のバリア機能の弱い人に多く発症す
る皮膚の病気なのです。
もちろん、遺伝的な体質というのも大きいですが、基本的には皮膚
が乾燥しやすいことにあります。
そこで、バリア機能を補うためのスキンケアや皮膚の炎症を抑える
ためにステロイド系の塗り薬などが使われるのですが、その代わり
にオレンジラフィー油を塗ってみるという方法があるんです。

安全性と高保湿力でエイジングケアにも最適なのですが、アトピー
性皮膚炎や乾燥性敏感肌にも症状改善効果があるというのが特徴に
挙げられていますので、ぜひ試してみて下さい。
|
|