酵素は不足する・便秘を解消する・ダイエットに役立つという迷信!

酵素は不足する・便秘を解消する・ダイエットに役立つという迷信!

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便秘に酵素はうそ?

最近よく目にするものに「酵素」というものがあります。そのほとんどは「現
代人は酵素が不足している」という内容で、便秘解消やダイエットの効果を謳
っているものが多いようです。

どれもなかなか説得力のある内容で説明されていますので、もしかしたら自分
の現在の不調は酵素不足かもと考えてしまったりもしますが、そもそも酵素と
いうのはどういうものでしょう?

酵素とは、あらゆる生き物が生命活動を行うために不可欠なもので、食べたも
のを消化したり、エネルギーを作り出したり、筋肉や血液をつくるのも酵素の
働きがなければかないません。

なので、アメリカのハウエル医師が「酵素栄養学」なるものを発表して、その
ように大事な働きをする酵素が不足しては大変だからと、食べものから補う必
要性を説いたことに端を発しているのです。

         

その内容は、「人間には決められた量の酵素の元となる潜在酵素というものを
本来持っており、それが無くなると酵素が作られなくなり長生きできないので
節約したり、生の食べ物から補充しましょう」というものなんですね。

しかし、その潜在酵素とかいうものの信憑性はともかく、酵素というのはタン
パク質で、食べ物や体内のアミノ酸から必要性に応じて作られるものなので、
本質的に不足するものではなく、食べ物で補う必要のないものなのです。

また酵素が直接働いて「便秘解消」や「血液をサラサラにする」といったこと
も実際は起こり得ないことで、酵素は胃酸でアミノ酸に分解されて吸収されま
す。つまり、生きた酵素がそのまま届くということは有り得ないのです。

要するに、食べ物に含まれる酵素というのはタンパク質で、それは栄養素的に
はアミノ酸になるだけの話で、もともと酵素という栄養素はありませんし、潜
在酵素なんてものも存在するという根拠がありません。

では酵素を使う「発酵食品」が体に良いというのもウソかというと、それはま
た別の話で、発酵食品というのは発酵させることで元になった食品にはなかっ
た新しい物質が作られ、それが体に良い影響を与える物質であることが多いと
いう意味であって、発酵食品から酵素が補えるから体に良いという意味ではあ
りません。

便秘・ダイエットには

酵素と便秘とダイエットの関係は、便秘になると腸内に悪玉菌が増殖して、む
くみや代謝機能の低下につながり、ダイエットにも障害が出るということなん
ですね。

そこで、そのような代謝機能を改善させたりする働きがあるということで、便
秘には酵素が良いということになっているのですが、実際は酵素では便秘やダ
イエットに効果がないことが分かりました。

          

では、どうすれば良いのかということですが、それは一般的に言われているよ
うな周知の方法でも酵素よりは現実味があります。つまり、食生活を見直して
食物繊維を増やしたり、生活習慣を改善して睡眠不足を解消したり、適度な運
動をしたり、排便習慣を身につけガマンしないことなどです。

更に、効果を上げようと思えば、食物繊維でも便秘が解消するまでは「水溶性
食物繊維」、解消してからの便秘予防には「不溶性食物繊維:水溶性食物繊維
=2:1」という割合で摂取するのが良いと言われています。

また、便秘と言えば、昔から定評のあるのが「アロエ」で、アロエの成分は下
剤としても使用されているほどですので、もう今更説明の必要もありませんね。

同じ便秘やダイエットでお金を使うなら、酵素よりアロエの方がはるかに現実
的で意味のある使い方と言えます。

   

 

 

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