１．富山の医薬品とは

富山の薬と聞くと、懐かしい思い出に、しばらく浸ってしまう

ご年配の人もおられるのではないでしょうか？
 

戦後のモノ不足の時代に、紙風船などをもらって遊んだこともありますよね。
 

若い世代の皆さんには、もう名前すら知らない人の方が多いかもしれませんが、

富山の薬とは、３００年以上の歴史をもつ、伝統的な配置薬業、いわゆる

家庭用の置き薬の元祖なのです。
 
　　　　　
 

終戦直後は、地方へ行けば、今のようにコンビニやスーパーはもちろん、

薬屋さんも食料品店もないようなところにまで、富山の薬売りと称される薬屋さんが、

各家庭を巡回して、薬を置いて帰り、使った分だけお金を払うというシステムで、

急な病気や怪我の応急処置として、助けられた人も多かったのです。
 
　　　　
 

現在は、さすがに戸別の巡回販売はなくなりましたが、伝統の技術や製法で、

大手製薬会社や新鋭企業の委託製造などを行っています。
 

最近の、見慣れない会社が販売する医薬品などにも、きっと富山の製造という

文字が多くありますよ。（笑）
 
 

２．動脈硬化症とは

動脈硬化症という文字からも、動脈が硬くなる症状であることは、

すぐにわかりますね。（笑）
 

では、動脈（血管）がかたくなるとどうなるのでしょう？
 

古く、かたくなったホースで水を流すと、水圧を上げないと

スムーズに流れませんよね。
 

同じことが、体の中で起こることになり、血圧を上げて、心臓に負担をかける

ことになります。
 
　　　
 

また、柔軟性のなくなった血管は、もろくなったり、詰まったりと、

身体に必要な酸素や栄養素がうまく行き渡らなくなります。
 

すると、体の機能が正しく作用しなくなったり、臓器もまともに働かなくなります。
 

具体的には、血管が詰まると、高血圧、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞といった

致命的な病気につながります。
 

さらに、血管が破れると、クモ膜下出血、脳出血といったような、

いずれも死に直結する病気を引き起こす危険性があります。
 
　　　
 

これらは、一般的には年齢的なものが関係していることが多く、

いわゆる老化現象の１つですが、それでも日頃の生活を節制することで、

その老化を遅らせることが可能なのです。

３．動脈硬化を防ぐ方法とは

動脈硬化とは、自覚症状がないまま、見えないところで進行するので、

食事や運動などの生活習慣を心がけていても、しっかり防ぎきれるという

ものではありません。
 
　　　　　　
 

なので、日頃から、その予防になる有効成分を補給することが効果的な

方法ということになります。
 

たとえば、「納豆」という、富山の医薬品のような古くて新しい処方です。