白内障予防にルテインと禁煙!できればメタボ対策も

白内障予防にルテインと禁煙!できればメタボ対策も

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   白内障とルテイン   

白内障とは、目の中の水晶体のタンパク質が、体内で発生した活性酸素によってダメージ
を受けて変性する病気です。水晶体というのは、カメラのレンズのような役割をするとこ
ろで、変性して白く濁っていくと目が見えにくくなります。

この水晶体を酸化ダメージから守り、老人性白内障のリスクを減らす働きがあると言われ
ているのがルテインやゼアキサンチンということなのです。

ルテインもゼアキサンチンも、強力な抗酸化作用を持つカロテノイドの一種で、目の黄斑
部や水晶体に存在する成分ですが、ルテインは黄斑部の周辺部に存在し、ゼアキサンチン
は黄斑部の中心部に多く存在しています。もともと分子式は同じで化学構造が違う(構造
異性体)だけなので、よく似た働きをして当然なのですが、性質的な違いも多少あります。

体内の代謝で、ルテインの構造が作り替えられるとゼアキサンチンに変化するので、ルテ
インだけ摂取すればいいような気もしますが、この2つはバランス良く摂取することで相
乗効果が得られるとされています。

             

白内障は、加齢やケガなどで発症しますが、その中心的な原因は紫外線や酸化ストレスと
言われています。紫外線は解ると思いますが、酸化ストレスとは何かと言うと、酸素原子
が他の分子と結合して引き起こされる有害な作用のことです。

食事をすることで栄養素を取り込み、体を動かすエネルギーを作るために栄養素を燃やす
ようなことを「酸化」と言います。ところがこの酸化によって細胞が傷つけられることが
あり、それを「酸化ストレス」と言います。発生した酸化ストレスを除去する能力を持つ
物質を抗酸化物質と言い、それがルテインゼアキサンチンなのです。

喫煙や生活習慣病も酸化ストレスを増加させる原因になりますので、タバコはやめ、不健
康な生活習慣を改めることで白内障リスクを下げることにつながります。

白内障の症状には個人差がありますが、40代から水晶体は濁りはじめ、加齢とともに増
えて80代になる頃には大半の人に現れると言われています。

   白内障の予防方法   

白内障を予防するには、まずは喫煙や生活習慣などのリスク要因を改めることです。特に
糖尿病などの生活習慣病は白内障を進行させるだけではなく、糖尿病の合併症による目の
異常も引き起こすことになりますので、普段から食生活・生活習慣を改め、適度な運動を
心掛けることで、目というより全身の健康維持を考えることが大切です。

そして、白内障の予防効果(目の抗酸化作用)があると言われるルテインやゼアキサンチ
ンが多く含まれる野菜や果物などをバランスよく摂取することですが、必要な量をバラン
ス良く配合されているサプリメントなどを利用するのがおすすめです。

紫外線は季節に関係なく一年中降り注いでいて、水晶体は紫外線の影響を受けやすい器官
でもありますので、サングラスをかけたり、つばの長い帽子をかぶったり、紫外線カット
効果のあるメガネやコンタクトレンズを使用することも有効な対策になります。

             

近年はテレビだけではなく、パソコンやスマホなどの普及により、若者も高齢者もブルー
ライトにさらされることが多くなっているようですし、ファストフードやインスタント食
品などの多用により栄誉事情も問題になることが多いので、ルテインもゼアキサンチンも
不足している傾向にあります。

このような生活スタイルから考えると、白内障対策はいつ頃からというより、少しでも早
くケアを始めて目の違和感を未然に防ぐことが、最善の白内障予防法と言えます。

なぜなら、水晶体は角膜と同じく光を屈折させる働きの他に、厚みを変えることでその屈
折を調整してピントを合わせる働きもしています。なので、水晶体に濁りがあると光をう
まく通せないだけではなく、乱反射の原因にもなり、網膜に鮮明な像を映すことができな
くなるのです。

高齢者になれば、ほぼ全員に現れるとも言われている白内障ですので、早めに予防しても
無駄になることはありません。今日からさっそく始めてみましょう。



 

 

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