１．エネルギー美白とは

ポーラの美白ブランドと言えば「ホワイトショット」ですよね。こ
れも凄いと評判だったのですが、もっと凄い？新成分が１０年ぶり
に承認されたのだそうです。
 
ポーラでは、これを「エネルギー美白」というのだそうですが、表
皮細胞でほとんど使われていないクエン酸回路を活性化させること
で、表皮細胞のエネルギー産生量を高め、ターンオーバーを促進し
てメラニンの蓄積を抑え、結果としてシミやソバカスを防ぐという
新しい成分なのです。
 
　
 
クエン酸回路というのは、１９５３年にノーベル賞を受賞した学説
で、人間が生きるためのエネルギー生産工場のようなものですが、
通常エネルギー源と酸素が結合してエネルギー化すると「酸化物」
も作り続けることになり、これが老化の原因になるのですが、クエ
ン酸回路には、このような酸化物も燃焼させて、体を弱アルカリ性
に保ち、健康状態が維持できる働きがあるとされています。
 
この原理が皮膚細胞に活かされると、表皮細胞の増殖が活発になり、
肌のターンオーバーが促進され、メラニンを含む細胞が自然に剥が
れ落ちやすくなるということでシミ・ソバカスを抑えることができ
るということになるのですが、表皮細胞のエネルギー産生を高める
ということは、他にも肌本来の持つ「抗炎症力」「抗酸化力」の機
能も高くなり、肌そのものの状態も改善されるということになるの
ですね。
 
　　
 
その肌の総合的改善をする成分が、ポーラ化粧品が開発した新しい
美白成分「ＰＣＥ－ＤＰ」というものなんです。
 

２．従来製品の美白との違い

美容成分やビタミンを塗ることで、メラニンの生成を抑えたり、血
行を促進をして肌のターンオーバーを改善するというようなものが
主力でしたが、肌の細胞の眠っている力を引き出すことで、肌本来
の機能を活用するというのが大きな違いです。
 
　　　　
 
美白という点で捉えて、どちらも同じくらいの効果があったとして
も、それ以外の点で比較すればどちらが役に立つかということです
ね。もしシミやソバカス以外に何も問題のない肌なら、どちらでも
同じだと思いますが、他にも何か肌の悩みがあるなら、肌本来の機
能を改善するという方がずっと理に適っていませんか？
 
例えば、美白の他にもキメを整えたいとか、化粧のりを良くしたい
とかいう場合、また同じく高価な対策用品を買うというのも１つの
方法ですが、私はそれほどリッチではありませんので、多少割高で
も、１つで総合的な肌の改善をめざす方を選ぶと思います。
 
いずれにしても、９０年間に渡り、１５００万件を超える肌データ
をもとに、研究・開発・生産・販売を手掛ける化粧品会社が自信を
もって世に送りだしたと言われる「美白と美肌」のための化粧品と
いいますから、これまでの美容液や化粧品にどことなく満足できて
いないという人は、試してみる価値は十分にあるような気がします。