下痢や便秘症状の改善方法は腸の疲労回復から

下痢や便秘症状の改善方法は腸の疲労回復から

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1.便秘・下痢になる原因

たまに便秘になったり、下痢をしたりという症状は、誰にでもあることですが、それが慢
性的に続くようなら、やはりどこかに問題があります。ほとんどの場合が腸の不調による
ものですが、一般的には、腸と言えば「便秘」と考えられる傾向にあります。

しかし、下痢の原因も便秘と同じく、腸の不調の結果であることが多いのです。特に、便
秘と下痢が同時に起こるような場合は、腸が疲れて(腸疲労)いると考えるべきです。

腸が疲れるとはどういうことかと言えば、腸の本来の処理能力を超えた飲食が続くことで
機能低下を起こすことです。つまり、食べ過ぎ・飲みすぎが続くと、腸に過剰な負担がか
かり、消化吸収力・水分吸収力・排出力が低下してしまうことになります。

             

消化吸収力が低下すると、腸内環境が乱れ、悪玉菌が活性化することで、便秘という症状
が出ることになります。

水分の吸収力が低下すると、便に水分量が増えてしまい下痢になります。

排出機能が低下すると、便秘の原因になります。

このように、腸が疲労すると、便秘にも下痢にも影響するのです。

比較的、若い人に多く見られるものに過敏性腸症候群というものがあります。こちらも便
秘や下痢を繰り返し、腹痛を伴うことが多いと言われています。原因はストレスや緊張な
どによることが多く、病院で検査を受けても異常が見つからないのが普通で、まだ原因は
解明されていませんが、症状としては便秘や下痢を繰り返すだけでなく、ガスが出やすく
なるなど、日常生活にも影響を及ぼします。

過敏性腸症候群の根底にあるのは腸疲労ですが、ストレスが加わったときに症状が出やす
いと言われています。

2.腸疲労を改善するには

腸が疲労する主な原因は、腸の処理能力を超えて食べ過ぎることです。特に、甘い物(便
秘)やアルコール(下痢)の摂り過ぎには注意する必要があります。

そこで、まずは食べる量を減らしてみましょう。できればプチ断食に近いようなことをし
てみると、腸疲労の回復効果が期待できます。ただし、本格的な断食をする場合は、必ず
医師などの指示に従ってやるようにしましょう。

次に、温かい水分を補給することです。冷たい水は腸の働きを低下させますので、水を温
めて飲むことです。

             

そして、腸内環境と言えば食物繊維ですね。腸にたまった毒素を排出したり、善玉菌のエ
サになったりして、腸の負担を減らすサポートをしてくれます。個人的には、温かい水と
食物繊維の両方が補えるハーブティーがおすすめかと思います。

たまに、便秘薬を飲んで下痢を引き起こしている人もいますが、下痢を起こすような便秘
薬は下剤で、腸の機能の回復にはむしろ逆効果ですので、基本は使用しないことです。

以上は、直接的な腸の疲労を回復させる方法ですが、腸の働きは自律神経とも深くかかわ
っていますので、ストレスを溜めない、睡眠はしっかりとる、適当に体を動かす、体を温
めるといった、一般的に健康に良いと言われているようなことにも積極的に取り組むこと
で、更に良い効果が期待できます。

それとは別に、特に腹痛はなく、体調が悪い訳でもなく、下痢と便秘を繰り返すような場
合は、念のため、大腸がんの検査を受けておくようにしましょう。症状が進行すると血便
などが見られるようになります。

絶対的なものではありませんが、大腸がんの初期症状としてよく見られるのが、腹部膨満
感、原因不明の腹痛や吐き気、便が細くなる、便に血が混じる、といったことです。

腸の疲れを回復させて、早く下痢や便秘の悩みから解放されましょう。


 

 

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