天気の悪い日の頭痛・体調不良は自律神経の乱れ

天気の悪い日の頭痛・体調不良は自律神経の乱れ

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1.気圧の変化と自律神経

近年、天気や気圧が変化すると、頭痛や体調不良を訴える(気象病)人が増えていますが、
その原因についてはまだ解明されていません。しかし、気象の変化によって体調が悪くな
ったり、持病と呼ばれるような疾患が悪化したりして、体調を崩している人が多いのも事
実です。

では、気圧の変化がどうして体調不良につながるのかと言うと、いわゆる不定愁訴(自覚
症状としての不調を訴えるものの、原因が特定できない状態)のようなケースでは、まず
考えられるのが自律神経の乱れです。

気圧の変化を感じるセンサーが内耳にあるため、症状としても、めまいや耳鳴り、吐き気
などに関係するものが多いですが、これは、気圧の変化を内耳のセンサーが感知すること
で自律神経のバランスが崩れ、血流障害や筋肉の緊張を引き起こすことで体調不良につな
がるためと考えられています。

             

ところで、気圧の変化と言えば、大型台風の接近などによる大きな気圧の変化を考える人
が多いようですが、それ以外にも大気潮汐(たいきちょうせき)という、1日の中で繰り
返す小さな気圧の変化、微気圧変動と言われる遠隔地の気圧変動や積乱雲の発生など、非
常に小さな気圧変動に反応する人もいます。

また、気圧の変動は天気だけではなく、標高の高い山に登ったとき、高層ビルで住んだり、
仕事をしている人が上ったり下りたりしたとき、新幹線のような高速移動する乗り物でも
変化します。特に、トンネルを通過したような時には、更に気圧の変化が大きくなって体
調不良を引き起こすことがあります。

つまり、気圧の変化により血管が拡張することで、体内の水分バランスが崩れて、自律神
経が乱れる原因になります。脳内の血管が拡張すると、周囲の神経を圧迫して炎症を起こ
すのが頭痛ですが、実は、この頭痛(片頭痛)が、気圧の変化による最も多い症状と言わ
れています。

2.低気圧による不調の改善

低気圧の変化による不調とは、不定愁訴という扱いを受けることになりますので、基本的
な対策は、自律神経を安定させる体質作りになります。

一般的には、睡眠や食事などは規則正しく、生活習慣の乱れを無くすことを考えます。次
に、運動や入浴によって、血流を促進し、体温を高めにキープすることです。

             

また、何度か気象・気圧の変化による体調不良を体験すると、必要以上に気にすることで、
少し天気が悪くなると、条件反射的に症状が起きてくることもありますので、基礎疾患を
持っている人は、かかりつけの医師に相談してみるとか、痛みなどの症状が出てしまった
ら、痛み止め薬などで対処するとかして、できるだけ早めに忘れるようにしましょう。

そして、薬を飲むなら、内耳の感受性を和らげる作用のあるものや、体質改善効果が期待
できる漢方薬などで、気圧変動に強い体作りを目指しましょう。

意外に役立つのが「症状日記」のような記録です。天気・気圧・体調の変化・症状などを、
気候の変化が大きい時期(春先?)に1カ月ほど記録してみると、自身の体調を客観的に
把握することができ、気象病予防や対策に役立ちます。

漢方薬の五苓散を基本にした、体内バランスを整えることで、複数の低気圧不調に効果が
あるという専門薬テイラックが私のおすすめです。


 

 

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