日常生活で認知症の予防に役立つ誰にでも出来る対策

日常生活で認知症の予防に役立つ誰にでも出来る対策

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   生活習慣で認知症予防   

認知症は、本人にも家族にも辛いものですが、65歳以上の7人に1人が認知症を患って
いるという厚生労働省の調査結果を見ると、そろそろ老後の生活を考えるタイミングの人
にとっては他人事と無視できるものでもありませんね。

しかし、認知症というのは病名ではなく、医学的に原因がはっきりせず、診断することが
できない症候群という状態を表す言葉なのです。ということは、その治療も症状を軽くす
るための対症療法が中心ということなんですね。

つまり、認知症にならないための予防法も、なっても進行しにくくさせる方法も、日常生
活上にあるということになります。日常生活上ということは、何か特別なことをする訳で
もありません。

             

では、具体的にはどうすれば良いのかと言うと、日頃から脳の健康を保つことを心掛け、
特に低下しやすい機能を鍛えるような生活をすれば良いのです。健康を保つためには、質
の良い食事や睡眠、適度な運動などは常に提唱されていますが、そこにプラス家事や趣味、
社会活動などを通して「知的活動」も積極的に取り入れることです。

ただ、ここで言う認知症は、加齢とともに増加傾向にあるアルツハイマー型認知症予防で、
脳血管性認知症のように、原因が脳梗塞や脳出血などの病気によって引き起こされる認知
症の場合は、その対処法も少し違います。とは言っても、高齢者の場合はアルツハイマー
型と脳血管性の両方の認知症を併発していることも少なくありませんせし、脳血管の障害
も、その元は生活習慣にあったりしますので、いずれにしても高齢者の認知症の予防法と
してはそれほど大きな違いはありません。

   日常生活上での予防法   

誰にでも出来る最も簡単な運動が「ラジオ体操」と「ウォーキング」です。運動をするだ
けで、血流が良くなり、脳をはじめ全身の細胞が活性化されます。それだけでも高血圧や
糖尿病などの生活習慣病の発症が減少し、脳の血管障害のリスクも減少します。

ウォーキングで外の景色を楽しむことで、脳の多くの機能を同時に使うことにもなります
ので、認知症予防には最適な方法の1つとされています。

何かを見て、自分なりにさまざまなことを想像してみるだけでも、そこで展開される感覚
(視覚・味覚・嗅覚・聴覚・触覚など)も刺激を受けますので、とても効果的な認知症予
防になります。

外に出るのが難しい人は、ラジオ体操でも同じようなことができます。体を動かしながら
音楽を聴いたり、テレビを見たりして、自分もその場に居るような感じでいろいろ想像し
てみるのです。想像の世界は楽しく、脳を活性化させます。何よりも楽しいという感情そ
のものが認知症予防には好ましいのです。

また、脳をトレーニングする方法としては、買い物でカゴに入れた商品を概算で計算しな
がら進み、レジで答え合わせをする感じで楽しみましょう。脳のトレーニングになります
し、無駄買いも少なくなります。

              

慣れてくれば、遠くに見える商品の値段を予想してみると、いろいろな想像力も加わり、
ゲーム感覚の楽しさと数字で、脳トレと同じような効果が期待できます。

そして、上手下手は別問題として、生け花や塗り絵、料理(おやつ作り)など、手を使う
作業も取り入れましょう。認知症予防だけではなく、生活の励みにもなりますし、生活の
質の向上にもなりますし、家族間のコミュニケーションの提供にもなります。

最後が、健康な脳は健康な体に宿るという自然の法則を実践するには、十分な食事と睡眠
です。高齢になると、睡眠は何となくとれていても、栄養面で不足している人がかなり多
いと言われています。

しかし、高齢でもバリバリ働いている人の食欲は若い人並みというのも有名な話で、実際
によく見る光景でもあります。いくら運動や知的活動を増やしても、脳の栄養が不足して
いるようでは脳も頑張れません。が、自分のためだけに家族の迷惑を考える優しい気持ち
が、自分を抑えてしまって、結局は我慢してしまうことが多いんですよね。

そのような人もあきらめてはいけません。今はアルツハイマー予防に効果的と言われる青
魚のDHAやEPAを主成分にした脳の栄養サプリも開発されていますので、使えるもの
は積極的に活用しましょう。


 

 

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