アルツハイマー病の初期症状と進行を遅らせるための生活

アルツハイマー病の初期症状と進行を遅らせるための生活

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1.アルツハイマー病とは

アルツハイマー病とは、認知症で一番多いアルツハイマー型認知症のことです。脳の神経
細胞が老化による減少より早く減ってしまうことで、認知機能が低下していく病気のこと
です。原因としては、アミロイドとタウ蛋白と呼ばれる物質が脳内にたまることで、神経
細胞が障害を受けるためと考えられているため、神経変性疾患に分類されています。

           

初期症状としては、記憶に関係する脳の海馬というあたりから萎縮が始まるため、徐々に
進行する物忘れになります。昔のことは良く覚えているのに、最近のことが覚えられない
という症状です。同じことを何度も繰り返して聞いたり、物を置いた場所を思い出せない、
慣れた場所で道に迷うといったことがその代表です。

物を置いた場所を思い出せないことから、もの盗られ妄想が起きたり、口数が減って、意
欲や気力が低下することもあります。日付が分からない、約束を忘れるといった症状もこ
の時期に見られます。

症状が進行すると、今いる場所や親しい友人の顔が分からなくなったり、食事・着替え・
トイレ・風呂などの日常生活も1人でできなくなります。徘徊したり、夜間せん妄(夜に
なると興奮して騒ぐ)や攻撃的な態度が見られるようになります。

最終段階に入ると、記憶は完全に失われ、言葉を理解したり、話すこともできなくなり、
歩行障害や失禁などの症状も見られるようになり、寝たきり状態になってしまうのです。

発症年齢(若いほど進行が早い)にもよりますが、一般的にアルツハイマー病は、ゆっく
りと進行し、発症してから寝たきりになるまでが8年以内、死亡まで約8~10年の罹患
期間と言われています。

2.認知症ケアと基本の生活

アルツハイマー病では、体の自由がきかなくなるような運動障害が出てくるのはかなり後
半になりますので、セルフケアの中心は周辺症状(精神症状からくる問題行動)での対処
が中心になります。基本は、自由に、あるがまま、ゆったりと楽しく過ごすことです。

地域や自然と触れ合い、現状の生活に喜びを感じながら過ごせるような環境を作る手助け
をすることです。してやっているのではなく、一緒に過ごすという姿勢です。

             

相手のペースを守り、プライドを傷つけず、理解できる言葉で簡潔に話し、孤独にさせな
いことが基本です。身だしなみを整えたりすることでスキンシップを図り、急な環境変化
を避けることです。同じことを何度も質問してきても、不安や恐怖感を与えないように、
優しく辛抱強く接することが大切です。

アルツハイマー病そのものを根本的に治す方法はないと言われていますので、私たちにで
きることもそれほど多くありませんが、それでもできることはしておきたいという人には
漢方薬がおすすめかも知れません。少し前にテレビでも話題になったことがありますが、
西洋医学では不得手とされるところが東洋医学の得意とするところだったりしますし、漢
方薬は医薬品として認可を受けたものですので、効能・効果も認められているものです。

よくわからないサプリメントなどに手を出すなら、漢方薬の方をおすすめします。


 

 

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