顔が赤くなる原因
常に頬や鼻など顔の一部が赤いとか、顔全体が赤くて恥ずかしいといった症状を「赤ら顔」
と呼んでいます。それが原因で身体的に不具合が出るというものでもありませんが、精神
的には少なからず影響が出るのではないかと思います。
顔が赤くなる原因はいろいろありますが、主原因は皮膚が薄くバリア層も薄いことにあり
ます。皮膚が薄いと気温の変化などで血管が拡張して血流が増加（毛細血管拡張症）する
と表皮を通して透けて見えるのです。
特に寒い地方では、室内と屋外の温度差が激しいため毛細血管の拡張・伸縮を頻繁に繰り
返すことになり、やがては拡張したままの状態になってしまいます。
顔が赤くなる基本的なメカニズムはこのようなものですが、もともと毛細血管が多かった
り、体質的に拡張している人もいて、本当の意味で「赤ら顔」の悩みが強い人は、むしろ
このタイプの人ではないかと思います。
他の原因として、ニキビや皮脂による炎症、アルコールや香辛料などの過剰摂取、化粧品
や薬品、洗顔方法など、さまざまなものが取り上げられていますが、もちろんそのような
こともない訳ではありませんが、それは自身で原因もよく分かっているもので、悩みとい
うほど深刻なレベルの人はあまり多くないような気がします。
なので、皮膚が薄く、生まれつき毛細血管が多く、拡張気味である、という３つの要因が
どのように関係しているかということを知るのが「赤ら顔」改善の最短距離で、その改善
方法としては、ニキビの後始末や洗顔方法の見直しより、敏感肌や乾燥肌による肌トラブ
ルの改善方法との類似点の方が多いのではないかと思います。
赤ら顔の改善方法
まずは、何と言っても「皮膚を厚くする」ことで、その目的にあったスキンケアをするこ
とです。ヒト型セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含むことを条件に美容液などを
選びましょう。
次に食事ですが、バランスのとれた食生活に改善するのは基本ですが、特にタンパク質、
ビタミンＡ、ビタミンＣ、ビタミンＥ、ビタミンＢ群などを多く摂るように心掛けます。
そして毎日ウオーキング、と言っても構える必要はありません。徒歩で買い物に行くとか
エスカレーターを使わず階段を上るとか、要は血流の循環を良くすることです。
また、ＮＧ項目としては、ステロイド系の軟膏、喫煙、アルコールなどがありますので、
極力控えるようにして下さい。
基本的にはそれほど難しいことでもありませんが、紫外線なども肌のコラーゲンを破壊し
肌を薄くする原因になりますし、睡眠不足は肌のメンテナンス時間を短縮してしまうこと
になりますので、美容関係で「気をつける」ことは、そのまま有効であると考えて生活す
ることです。
この中で、いちばん難しいのが美容液選びだと思います。赤ら顔で悩んでいる人には重要
な問題ですが、肌トラブル全体からすればマイナーな領域になりますので、星の数ほどあ
る美容液でも、赤ら顔対策に向くものを探すことは案外難しいかも知れません。
一般的な美容液から何を選んだらいいのかよく分からないという人には、赤ら顔対策専用
の美容液「ＵＬＵ」がありますので、ご紹介しておきます。
成分的にも、美容液的にも、しっかり目標を見定めて基本に忠実という内容になっていま
すので、乾燥肌や敏感肌などの肌トラブルに悩んでいる人にもおすすめできます。