1.睡眠と健康の関係
良い睡眠は心身の健康の基本と言われますが、良い睡眠は規則正しい食生活、活動的な行動、適度な運動習慣によってもたらされます。つまり、入眠・起床時間がズレて睡眠不足
になると、日中の活動や食事にも影響し、健康的な生活が送れなくなります。
睡眠とは、入眠・起床から始まり、日中の食事・活動を経て入眠へと続く生活習慣の1つ
で、この睡眠の時間や質が低下すると、心身に不調をきたし、生活習慣病などのリスクも
高くなるのです。

いまいち良く分からないという人もいるかも知れませんが、慢性的な睡眠不足状態になる
と、日中に眠気が出たりして、意欲が低下したり、作業効率が低下したりすることで思わ
ぬミスにつながったりします。体内では、ホルモン分泌量が変化したり自律神経のバラン
スにも影響がでます。
例えば、睡眠が不足すると食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減少し、食欲を高めるホ
ルモン(グレリン)が強く働くことで食欲が増大します。また、不規則な睡眠時間は食事
の時間も不規則になりがちですし、寝不足による日中の活動量の低下は肥満の原因にもな
ります。つまり、ホルモン異常、代謝異常、活動性低下といった生活習慣病の要因が揃う
ことになるのです。
さらに、睡眠不足は認知機能や抑うつ症状とも深く関係しており、心の健康を損なうこと
にもなると言われていて、最終的には死亡率とも関係していると言われているのです。
2.良質な睡眠の方法
良質な睡眠をとるために、まず、覚えておきたいのが「体内時計のリセット」です。最初からまた変な話が出てきたと思われるかも知れませんが、体内時計は1日がなぜか24時
間11分と言われていて、放置すると、1週間では1時間以上、1カ月では4時間以上も
ズレてしまう計算になるのです。なので、これを毎日リセットすることが、生活のリズム
を生む最初のミッションになるのです。

その方法は、体内時計の親時計のリセットに有効な方法として、もうすでに見聞きしたこ
とがある人も多いと思いますが、朝起きたときに「太陽の光」を浴びることです。曇りや
雨の日はどうするのかという疑問もあるかも知れませんが、特に太陽が見えなくても、朝
の明るさを認識すれば良いのです。
普通はそれで終わるのですが、実は、体内時計には子時計もありまして、こちらもリセッ
トする必要があります。その方法は「朝食」を摂ることです。太陽の光を浴びてから、あ
まり時間をあけず朝食を摂るようにしましょう。
とても簡単なことですが、これができれば、後は計画的に昼食・夕食・入浴と進めて生活
のリズムを作るだけです。
寝るときの心得としては、就寝前の食事は控えて胃腸が休んでいる状態で寝るようにしま
す。そして、眠りのタイミングは「体温の下がり始め」と言われていますので、寝る直前
に体が冷えるようなことは避け、むしろ温まるような方法を考えましょう。
めです。興味があれば試してみて下さい。