見た目年齢が若い人は体の酸化が遅い人・老化を防ぐ方法は？

１．老化の知識

見た目にも老けて見える人は、言い換えれば細胞が老化していると
いうことです。

一般的には、人間の細胞の老化サインは４０才前後で現れ始めると
言われていますが、そこで放置するか、適切な対策をとるかで老化
の進み具合に大きな差がでてくることになります。

それは見た目が若く見えるというだけではなく、細胞自体が若く、
活発なので、体調も良く、病気にもかかりにくいという総合的な若
さを意味していることになるのです。

なので、もう年だから見た目なんてどうでもいいと思っている還暦
を過ぎた人や、７０代になった人でも、まずは健康な生活を維持す
るつもりで若返り対策をすれば、実はどの年代でも１０才程度は見
た目も若くなれるチャンスがあるのです。

そればかりではなく、細胞が若返るということは、体全体が若返る
ということで、運動能力も仕事能力も１０才程度は若くなるという
ことなのです。

実際、細胞が若くなり、新陳代謝が活発になると、全身がスリムに
なり、体温もアップ、体力もアップして、それだけでもヤル気が出
てくるような気持ちになります。

それは、良い天気で清々しい日には、何となく出かけてみたくなる
ように、体も楽になり、気持ちが前向くと、自然とそのような気分
になるのです。

今の年齢が何才であっても、ともかく１０年若くなってみませんか？

２．若返りの秘訣

酸化（老化）の原因は、活性酸素ということはもうほとんどの人が
知っていることですが、それをどうすれば除去したり、作りだすこ
とを減少させる（抗酸化物質を作り出す）ことができるかというこ
とですよね。

抗酸化物質というのは、体内で生成される酵素物質と外から摂取し
なければならない非酵素物質があり、酵素物質は体内で生産される
のであれば非酵素物質だけ摂取すればいいということでもありませ
ん。

それは、酵素物質も２０才頃をピークに減少し始め、４０才前後に
は急降下することになります。

なので４０才頃からは、どちらも外から摂取する必要があるのです。

では、その酵素物質とは何なのかと言いますと、、肉、魚、乳製品、
卵等のタンパク質と亜鉛、マンガン、銅、鉄、セレン等のミネラル
で、小魚、大豆などに多く含まれています。

そして、非酵素物質とは、緑茶、大豆、果物、野菜などに多く含ま
れるビタミンＡ・Ｃ・Ｅ、カルティノイド、ポリフェノールといっ
た成分になります。

また、健康と言えば、定番の運動になるのですが、活性酸素を除去
するために最適な運動はウォ―キングということなのです。

　

若返りたいからと頑張り過ぎて過度の運動をすると、それは逆に体
内に活性酸素を増やしてしまうことになります。