１．コラーゲンを作る原理

顔にハリがなくなって、カサついたり、くすみが気になるようにな
ってきたら、それはコラーゲンが減少してきているというサインか
も知れません。

特に、３０代からは、そのようなお肌のトラブルも頻繁に起こるよ
うになりますが、それはコラーゲンは２０代をピークに急激に減少
していくことと関係しています。

そして、５０代には２０代の頃の半分程度にまで減ってしまうとい
われていますから、このようなサインが出始めたら、それこそ早急
に対策を考えなければ、あっというまに老け込んでしまうことにな
るのです。

近年は、ネットなどの普及で、そのような情報にも多く接すること
ができる環境にありますので、その対策としてコラーゲンが有効な
手段であることを知っている人も多く、実際に摂取したり、肌に塗
ったりと、いろいろ経験済みの人も多いのですが、その割にはあま
り効果が大々的に報じられることもありません。

もちろん、なかには運よくまともなコラーゲン製品と出会えて、そ
こそこ満足している人もおられますが、それでもなかなか思い通り
の結果が出ていない人の方が圧倒的に多いという現実があります。

その理由は、コラーゲンの１日に必要な量が５ｇで、食品などから
摂取されるのが約２ｇと言われていますので、そもそもがその不足
分の３ｇが含まれているのかどうかという問題がまずあります。

　　

そして、摂取されたコラーゲンは、体内で一度分解されて、再合成
されて初めてコラーゲンとしての役割を果たすのですが、コラーゲ
ンが減少する頃には、体内で再構成する働きも低下しているので、
コラーゲンを補うだけではなく、再合成をサポートするための成分
も必要になるのです。

ここのところを無視して、いくらコラーゲンを摂取しても、吸収・
分解・再合成という経過を経て有用なコラーゲンを期待することが
できないのです。

なので、エイジングケアとして、コラーゲンを摂取していても、な
んとなく納得できていないという人は、もう一度その辺のところを
見直してみる必要があります。

では、そのコラーゲン摂取に必要な成分とは何かということですが、
これはもう皆さんよくご存知のアスコルビン酸（ビタミンＣ）です。

更に、プルプル肌をめざすなら、シミやシワの原因にもなる紫外線
対策も必要になりますので、同時にケアすることが大切です。

２．コラーゲンを増やすには

コラーゲンを増やしてプルプル肌を目指すには、良質のコラーゲン
を適量摂取することと、それをサポートする力を同時に取り入れる
ことですが、できれば紫外線対策も同時にできるのが理想です。

　　　　

本質的に横着な私が考える対策ですので専門家とは少し違うかも知
れませんが、案外同じようなタイプの人も多いようなので参考にな
ると思います。（笑）　コラーゲンは人間と組織がよく似た豚由来
のもの、そして吸収性の高い低分子化したものが効果的と言われて
います。

なので、「豚由来の低分子コラーゲン」がベストということです。

そして、ビタミンＣと紫外線対策には、スーパーフルーツと呼ばれ
る「レッドオレンジ」がアスコルビン酸をはじめ、フラバノン、ヒ
ドロキシ桂皮酸、アントシアニンなどを豊富に含む果物として有名
です。

レッドオレンジというのは、イタリアのシチリア島地方で採れる特
殊なオレンジで、その果肉がバイオレットレッドという「血（ブラ
ッド）」に似ているところからブラッドオレンジとも呼ばれていま
すが、この赤い色がアントシアニンで、温暖な地中海気候と昼夜の
寒暖差により合成された糖分を含み、その上に美容のための有益な
成分が多く含まれた「美のスーパーフルーツ」と言われています。

　　　　

さぁ、そこで豚由来の低分子コラーゲンとレッドオレンジで探しみ
ましたら、たった１つだけありました。

そのものずばりで、「レッドオレンジコラーゲン」という名のドリ
ンクで、一瞬、赤ワインかとも思うようなすごい色ですが、味も臭
いも無いんですね。

なので、飲んでも特に不味いということもありませんが、美味しい
というものでもありません。いろいろな料理に混ぜて使うのがいい
と書いてありますが、私もそう思いました。（笑）