1.足のうらがつる原因とは
足の裏がつるという経験をした人なら、その言葉を聞いただけでも容易に症状が思い出さ
れますよね。私も以前に何度か経験しましたが、一度は車を運転しているときに右足の裏
に痙攣が起きて、このときは正直冷や汗が出ました。痛みももちろんですが、アクセルを
コントロールできないという非常事態に陥ってしまったからです。
足の裏がつる原因としては、長時間の立ち仕事や運動をした後に起こりやすいと言われて
いますので、足の裏の筋肉が過度に使用されて、疲労が蓄積されることが大きな要因と考
えられています。

ただ、筋肉を正常に収縮させる作用があるマグネシウムやカリウムなどのミネラル類が不
足した場合も、筋肉の異常収縮が起きやすくなり、足の裏もつりやすくなります。
足がつる原因としては、だいたいこの2つが大きく取り上げられますが、足の裏がつるの
は、ある程度の年齢になってからのことが多いようですので、加齢による神経の制御機能
の乱れなども考慮すべきかも知れません。また、単純に脱水状態になっているようなとき
も足はつりやすくなりますので、総合的に判断することが大切です。
基本的に、足のつり(痙攣)には生命に危険が及ぶようなことはありませんが、頻繁に起
きるようなときは、他に原因があるかも知れませんので、医療機関で検査を受けるように
して下さい。
2.足の裏がつったときには
足の裏がつるケースでは、靴を履き替えたり、足の裏が反るような状態になったときに起
きることが多いようです。なので、立った状態で対処しなければならないときには、足を
前後に広げてアキレス腱を伸ばしましょう。壁に手をついたりして、運動を始める前に準
備運動の1つとしてよく見かけるアキレス腱伸ばしです。アキレス腱が伸びれば、足底筋
膜も緩みますので症状が和らぎます。

座った状態では、足の指をつかんで、足の甲の方に向けて指を倒すことで、筋肉をほぐす
ことができます。足の裏がつっている場合は、つっている筋肉を伸ばすことが大切で、近
くにお湯があれば、お湯や温めたタオルでつった部位を温めることで血流が良くなり、痛
みが和らぎます。
足の裏のつっている部分がある程度確認できる人は、親指の付け根から下につっているな
ら親指だけを、中央部がつっているなら親指を除く4本の指を、足裏の踵寄りがつってい
るならすべての指を反らすようにすると効果的です。また、片方の手でつっている場所を
押さえると伸ばしやすくなります。痛くてとても伸ばせないという場合は、軽く押すだけ
でも効果が期待できますので、決して無理をしないように優しく押してみて下さい。
強く揉むと、痙攣している筋肉の繊維を傷つけてしまって、痛みを増強させることにもな
りかねませんので注意しましょう。
予防法としては、栄養バランスの良い食事(調味料にミネラルを豊富に含む天然塩を使う
と効果的です)や定期的に運動をすることで筋肉を鍛えて、筋肉疲労を少なくするように
することなどが有効な方法です。