高齢者の肩こりは首の老化であることが多い、改善するには

高齢者の肩こりは首の老化であることが多い、改善するには

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1.高齢者と肩こり

高齢になると、特に肩のこるようなことをしていなくても、肩こりを訴える人が多くなり
ます。もちろん、運動不足や厚着などさまざまな要因もありますが、多くの場合、頚椎症
や頚椎ヘルニアが関係していると言われています。

頚椎症や頚椎ヘルニアは、首の骨や軟骨が変形することで起きる症状です。重症化すると
夜も寝られないほど疼くこともありますが、軽症の段階では、肩こりのような背中の張り
や筋肉の痛みといったことも多いのです。

高齢になれば、ほとんどの人は程度の差こそあれ、首の骨や軟骨の老化が見られるのが普
通です。しかし、レントゲンを撮っても、手術が必要なほど大きな変形が見られない限り、
「異常なし」と診断されることが多いのがこの種の病気です。

それではと、マッサージや電気治療を受けてみても、症状はあまり変わりません。原因は
首の筋肉や間接の老化にあるのですから当然です。首の筋肉や間接が老化(特に椎間板)
すると、肩に疲労が蓄積されやすくなります。また、姿勢も悪くなりますので、首への負
担が若い頃より増えることになりますし、運動する機会も減ることで血流も悪くなります。

これらのさまざまな要因が重なることで、高齢になると肩こりの症状が出やすくなると言
われています。ただ、問題なのは、加齢による首の骨の老化(変形)は、悪くなったから
新しいものに取り替えるという訳には行かないことです。それでは、まったく打つ手がな
いのかと言えば、そういうものでもありません。

2.肩こりの改善法

高齢者の肩こりにはさまざまな要因がからんでいますので、特効薬的なものは期待できま
せんが、基本中の基本から少しずつ対処して行くことで、ある程度の改善は見込めます。

まずは、体を温めて血行を促進するようにしてみましょう。散歩などの軽い運動が可能な
らば、それが一番の方法ですが、それも難しいという場合は、足湯や入浴、カイロといっ
たことでも血行の促進は可能です。

次に、軽い体操で血行促進と筋肉の緊張をほぐすようにしてみましょう。肩を意識するな
ら、肩の前まわし・後ろまわし、椅子に座って両手の力を抜いてブラっと下におろした状
態から、胸を張るような気持ちでゆっくり後方に腕を引きます。

立った状態では、両腕を真上に上げて、力を抜いて下に振り下ろします。また、両腕を大
きく横に広げ、力を抜いて体の前へ振り下ろします。

首に違和感がなければ、肩の力を抜いて、ゆっくりと首を回してみましょう。

これだけでも、何となく肩周辺がスッキリした気分になれると思いますので、ぜひやって
みて下さい。そして、筋肉疲労・血行不良・末梢神経の回復に役立つような食事を意識し
てみましょう。ビタミンEやビタミンB群がそれにあたります。

あと、できるだけ正しい姿勢を心がけることです。イメージとしては、頭のてっぺんに糸
をつけて吊るされているような感じです。それと、意外に盲点になっているのが日常生活
上の癖です。いつも同じ側の肩にかばんをかけていたり、同じ方向からテレビを観ていた
り、といったことなど、思い当たるところがある人は、今からすぐに修正してみましょう。

まだ自由に動ける人は、定期的に運動をすることをおすすめします。血行が良くなり体が
温まりますし、筋肉も強化されて姿勢やバランスがよくなります。姿勢を正しく保ち、で
きるだけ体を動かして、首や肩の筋肉の緊張を続けないようにすることで、肩(首)のこ
りはかなり改善されるはずです。

最後に、朝起きたときに肩がこっているように感じる人は、まくらを見直してみると良い
かも知れません。