骨密度が低下する原因と骨密度を効果的に上げる方法

骨密度が低下する原因と骨密度を効果的に上げる方法

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1.骨密度が低下する原因

骨の強さを具体的な数値で表わす方法の1つに骨密度があります。一般的なイメージとし
ては、骨は硬くて、一生変化しないと考えられることが多いですが、実は骨も新陳代謝を
繰り返していて常に変化しています。この骨の新陳代謝のことを骨代謝といいます。

骨代謝で、古い骨を壊す(骨吸収)と、新しい骨を作る(骨形成)がバランス良く働くこ
とで健康な骨が維持されています。

しかし、何らかの原因でこのバランスが崩れることがあります。その原因の代表的なもの
に「加齢」と「閉経によるホルモンバランスの変化」があります。具体的には、これらの
原因で、骨吸収のスピードに骨形成が追いつかなくなってしまう状態になることで、中身
がスカスカ(骨密度が低い)の骨になってしまうのです。このような骨になってしまうこ
とを骨粗しょう症と言います。

これらの原因は、誰でも一定の年齢になると避けることができないものですが、骨密度を
下げる要因は他にもあります。栄養不足、運動不足、喫煙、過剰飲酒などの生活習慣によ
るものがそれで、この場合は本人の心がけ次第で、かなりの差が出ることになります。

何もしなければ、加齢や閉経後のホルモン変化によって、骨はどんどん弱くなっていきま
すが、それ以外の原因をできるだけ排除することで、骨の強度(骨密度の数値)はかなり
違ってくることになるのです。閉経後という言葉だけを捉えて、骨密度の減少は女性だけ
の問題と考えるのは早計です。男性も加齢とともに骨は弱くなります。ただ、閉経による
急激なホルモンの変化がない分、女性より穏やかに骨密度の減少が進むだけのことです。

2.骨密度を維持する方法

骨密度や骨粗しょう症の話になると、多くの人が思いつくのがカルシウムの摂取ではない
でしょうか。しかし、骨の強度を上げるのは、そんな単純なものではありません。つまり、
いくら牛乳をたくさん飲んでも骨にはそれほど影響しないということです。

栄養素で考えるなら、カルシウム・ビタミンD・ビタミンKなどを一緒に摂取できるよう
にすることです。ビタミンKは抹茶やワカメなどに多く含まれています。

次に、もっとも大切な要素として、運動(ウォーキングなど骨に刺激を与えること)があ
ります。これは私自身が体験したことでもありますが、4年間ほど毎日2~3時間歩いて
いたことがあります。それ以前の骨密度は中年以降の最低レベルでしたが、4年後には何
と、20代の平均値の枠外のはるか上部に位置していました。当時は食事制限もしていま
したので、栄養よりも歩くことが中心になっていたと思います。しっかり参考にしていた
だければと思います。

あとは、できる範囲で禁酒・禁煙をはじめ、生活習慣で骨に悪影響を及ぼすと思われるよ
うなことを少しずつ減らして行くことです。

多くの人は、骨の健康=食事と考えがちですが、もちろんそれも無視して良いということ
ではありませんが、それよりは、まずは数年間、軽い運動を継続してみることです。個人
的には、骨の強化には無心になって歩き続けることをおすすめします。





 

 

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