1.寝違える原因と症状
寝違えるとは、朝目が覚めたときに首から肩にかけて痛みがある状態のことを言います。
症状としては、首から肩にかけての痛みが中心ですが、首を一定の方向に動かしたときだ
け痛みがあったり、痛みで首を動かすことさえできないこともあります。ただ、この痛み
は外傷によるものではなく、首周辺の血流不足や炎症によるもので、デスクワークでのパ
ソコンの長時間作業など、長時間同じ姿勢を継続することで筋肉に負荷がかかり過ぎるこ
とが原因と考えられています。また、肩や腕を使い過ぎる人にも起こりやすい症状と言わ
れていますが、近年はスマホの普及で若い人にも「寝違え症状」がよく見られるようにな
ったと言われています。

普通は、症状の程度により数時間から数日で自然に改善されていくようですが、痛みがひ
どくて我慢できないようなら、整形外科で痛み止めや湿布薬などを処方してもらうという
方法もあります。
寝違えによる首の痛みはかなり辛いものですが、この場合は「朝目が覚めたとき」に起き
る症状です。たまに、昼夜を問わず突然首が痛みだすということがありますが、この場合
は「椎骨動脈解離(首の血管が裂ける病気)」の疑いがありますので、すぐに脳神経外科
で診察を受けるようにして下さい。
また、首の骨と骨の間にある椎間板が変形することで起きる「頚椎椎間板ヘルニア」もよ
く似た痛みをともないますが、腕に「しびれ」などの症状もあることが多いようです。腰
椎椎間板ヘルニアの首バージョンです。最初の症状が徐々に拡大して行ったり、歩行時や
排尿時の感覚が普段と違うと感じた場合は、すぐに整形外科を受診して下さい。
2.寝違え症状の改善法
寝違えは首のまわりで炎症が起きていることが多いので、市販の痛み止めや湿布薬などを
使用するという方法もありますが、基本は安静を保つことで、できれば車の運転やハード
なマッサージなど首に負担のかかるような行動は控えることです。2~3日もすれば痛み
は改善されてきますので静かに待ちましょう。ただし、1週間経過しても症状の改善が見
られない場合は、他に原因があるかも知れませんので、整形外科で診てもらいましょう。

寝違えを予防するには、パソコン作業やスマホ操作、車の運転など、同じ姿勢を長時間続
けないように30分~1時間に一度はストレッチなどちょっとした変化を与えることです。
そして、静かに行儀よく寝ている人は、見た目は美しいですが、実は寝返りの少ないこと
も寝違えの原因になると言われています。悪い寝相を推奨している訳ではありませんが、
適度にリラックスして眠る方法を考えてみましょう。1つの例として、枕が高すぎること
やベッドが柔らかすぎること、過剰飲酒、疲労の蓄積などは寝返りが少なくなる要因とさ
れていて、寝違えの原因になりやすいと言われています。
さて、ここからは信じる信じないは貴方次第ですが、寝違えによる痛みの改善法として個
人的におすすめの方法を2つお伝えします。1つ目は、少し前の話になりますが「ゴッド
ハンド輝」というマンガで解説していた寝違えの改善法です。やり方は、正座して座り、
顔は正面を向きます。そして痛い方の手を手首の力を抜いて「後方に自然に上がるところ
まで上げて静止20秒」「同じ手を腰の後ろ中央に当て、肘を背中に向けてねじり20秒
静止」「手を真横に上げ、肘から先を少し上げる(120度位)状態で手全体を後ろにね
じって20秒静止」するというものです。よくわからない人はユーチューブでもゴッドハ
ンド輝の腕ストレッチといったタイトルで出ていますので参考にして下さい。
に試してみましたが、個人的に納得できましたのでご紹介しておきます。