病気の一歩手前？早目のメタボ対策が健康生活の鍵！

１．メタボとは

メタボとは、メタボリックシンドロームの略語で、内臓脂肪症候群
とも言います。

意味もそのままで、腹の周りに脂肪がたまった状態のことで、最近
ズボンがきつくなったかな？というのがメタボサインです。

腹がポッコリしてきたからと言って、すぐに健康が悪化するという
ものでもありませんが、高血圧症、糖尿病、脂質異常症（高脂血症）
などの生活習慣病を引き起こす一歩手前の状態にあるということを
知って、相応の対策をするかどうかで将来の健康状態に大きく影響
してくることになるのです。

　　　　　　　

やっかいなことに生活習慣病は前兆がないので、健康診断などで指
摘されるまでは、ほとんど気付かず進行してしまいます。

血管が硬くなると動脈硬化を起こしやすく、動脈硬化が進むと、心
蔵や脳の血管が詰まる恐れが出てきます。

さらに、糖尿病、高血圧、脂質異常などが発症すると、一気に重病
に陥るリスクが高くなることになります。

国が制定した「メタボ検診」では、腹囲が男性８５cm、女性９０cm
以上で、かつ血糖・血圧・脂質のうち１つでも異常があれば、生活
習慣の改善を促す「特定保健指導」を受けることとされていますが、
特に４０才を過ぎたら「腹回り」に注意を払うことがメタボ攻略の
鍵となるのです。

２．メタボ対策

メタボと言えば、中高年と考える人も多いのですが、特にそういう
ものでもなく、比較的若い世代の人にも多くなってきています。

例えそれが、糖尿病や高血圧、脂質異常の前段階であっても、心臓
病や脳梗塞といったリスクが高くなり、比較的若い有名人や芸能人
でもそのような病気に襲われているというニュースがよく流れてい
るのが何よりの証拠です。

　

しかし、頭痛や腹痛のように直接的な症状がないのに、どう対処す
ればいいのかということになりますが、メタボは生活習慣病の一歩
手前ということが最大のヒントですよね。（笑）

食生活をはじめ、運動、睡眠といった生活の習慣を変えることが、
生活習慣病対策の第一歩ということになります。

腹八分目、適度な運動、適度な睡眠と誰でも知っているようなこと
を普通にするだけでいいのですが、そもそもそれが難しいからメタ
ボ判定を受けている訳ですよね。（笑）

糖尿病や高血圧、脂質異常はどれも複雑に絡んでいるので、もうす
でに発症している人は、まずそちらを優先して医師の指導のもとで
治療することになりますが、単純にメタボを改善したいけど、思う
ように生活習慣を変えることができないという人は、まず血中の中
性脂肪を改善することから始めてみるのがいいかも知れません。

よく青魚が健康にいいと言われていますが、その青魚の健康成分で
あるＥＰＡやＤＨＡを摂取することになります。

　

青魚の好きな人は、おそらくメタボとはあまり関係ない生活をして
いると思いますが、肝心のメタボで困っている人に青魚をあまり食
べない人が多いんですよね。（笑）

とは言っても、近年はすぐれたサプリや薬品も販売されていますの
で、それほど難しいことでもなくなっています。

現在、メタボ対策に人気のあるのが、