目の充血と出血の原因の違いを知って正しい対処法を!

目の充血と出血の原因の違いを知って正しい対処法を!

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   目の充血と出血の違い   

目の充血とは、白目の部分の血管が拡張することで赤く見える状態のことを言います。そ
の原因には「眼精疲労」「ドライアイ」「コンタクトレンズ」「ストレス」「加齢」「ア
レルギー」などがありますが、アレルギー以外は総じて目の使い過ぎ(疲労)による乾燥
(ドライアイ)による充血です。

目が乾くとどうして充血するのかと言えば、眼を保護する涙が不足している状態というこ
とですから、必要な酸素や栄養分が十分に届かなくなるということです。すると、それを
補うために目の血流量が増え、血管が膨張して赤く見えるのです。

ストレスや加齢も、自律神経の乱れや涙の分泌量の低下が原因でドライアイになることが
目の充血につながっているのです。

ドライアイ以外では、アレルギー(非感染性結膜炎)や流行性角結膜炎(はやり目)も充
血しますが、アレルギー物質やウイルス・細菌により炎症を起こす病気です。アレルギー
の場合は「かゆみ」を伴いますが、流行性角結膜炎は「目やに・涙」は出ても「かゆみ」
はほとんどありません。

             

そして目が赤くなる病気に「結膜下出血」があります。これは白目にある血管が破れてし
まい、白目が真っ赤になる状態です。こちらは他の人が感じる印象とは違って、本人には
痛みも違和感などの症状もなく、目やにも出ません。力んだり、咳をしたりした程度でも
起こりますが、一週間もすれば消えて行きますので、特に「痛み」や「視力低下」などの
他の症状がない場合は結膜下出血と考えられます。

原因はよく分かっていませんが、加齢による眼球結膜の弛緩による血管の曲がりや、高血
圧の人、脳梗塞などの経験者で血液を固まりにくくする薬を服用している人などが出血し
やすいと言われています。

   目の充血・出血の対処法  

目の充血がウイルスや細菌性の病気である場合は、眼科できちんと治療を受けることをお
すすめしますが、目の使い過ぎや乾燥による充血の場合は自分でも対処できます。

まずは、パソコンやスマホなどを長時間使用することで目を酷使する(VDT症候群)を
自覚している人は、姿勢を正したり、使用頻度を控えることで、ある程度は負担を減らす
ことが可能ですが、寝る直前まで暗い部屋でスマホを使っていたり、夕方頃には目のピン
トが合わないとか目がかすむといったスマホ老眼的な症状がある人は、ともかく使用時間
を短縮することです。

             

また、仕事などでどうしても長時間パソコンから離れられないという人は「20-20-
20-20エクササイズ」を取り入れてみて下さい。20分おきに20フィート(約6m)
離れたところを20秒間見つめながら、20回連続でまばたきをするという疲れ目解消法
です。

ドライアイの場合は、目が疲れる、ゴロゴロする、目が痛い、見えにくいといった症状が
あります。まずはエアコンなどの風が目に当たる位置に座っていないかを確かめ、必要な
ら場所を変えたり、風向を変えるようにしましょう。

次に、パソコンなどを使うデスクワークの場合は、意識的にまばたきを増やすようにしま
しょう。特にコンタクトレンズを使用している人は、ドライアイ用の目薬なども活用しま
しょう。また、ストレスや緊張も副交感神経が作用しにくく、そのコントロール下にある
涙の量にも影響しますので、時にはリラックス状態を作る工夫をしましょう。

そして、普段から眼や身体の血流を良くすることも大切で、十分な睡眠や眼精疲労に効果
的な栄養をしっかり摂取することです。カシス・ブルーベリーなどのアントシアニン、ル
テイン・アスタキサンチンなどの抗酸化力に優れたもの、ビタミンB系などですが、よく
分からない人は、それらをまるごと高配合した評判のサプリメントがありますので、それ
を利用しましょう。

結膜下出血の場合は、なってしまったら仕方なく一週間ほど自然に解消されるのを待つ以
外方法がありませんが、少しでも早く解消したい場合は、蒸しタオルなどで温めると血液
の吸収が促進されると言われています。

出血から何日も経つのに血が止まらず増えているような場合は、白血病や急性出血性結膜
炎の疑いもありますので、まずは眼科を受診して、納得がいかなければ血液内科といった
具合にすすめましょう。

結膜下出血の場合は、起きてしまったら自然治癒というのが一般的ですので、予防するこ
とが大切です。と言ってもあまり多くはありませんが、力んだり息むようなことはできる
だけ避けることです。




 

 

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