1.まぶたがたるむ原因とは
まぶたのたるむ原因は加齢と言ってしまえば身も蓋もない話になっ
てしまいますが、実は、最近は若い人にも多くなっています。
ということは、単純に加齢だけの問題ではないということになりま
すが、やはり加齢によるところが一番大きな原因であることに違い
はありません。
加齢が原因になるのは、ごく自然の現象で、皮膚の内側にある筋肉
が衰えることにより、まぶたを持ち上げることが出来なくなってし
まう結果です。
放置すると眼瞼下垂といって、まぶたが十分に開かなくなって視野
が狭くなってしまいますので、そうなる前に筋肉を鍛えることがら
始めなければなりません。
この因果関係は、比較的わかりやすく、納得できると思いますが、
目の周りの筋肉が衰える原因は、パソコンやスマホを長時間見つめ
ている人で、無表情でマバタキの少ない状態が続いているような場
合にも起こります。
また、太り過ぎて、顔にまで脂肪がついてきたら要注意です。
まぶたも重くなればたるみますし、逆に太っていた人が、ダイエッ
トなどで急激に痩せた場合も、皮膚が余ってしまってたるんでしま
うことになるのです。
加齢はともかく、若い人にパソコンやスマホを見てはダメ、太って
はダメ、痩せてはダメでは息が詰まりそうですよね。(笑)
しかし、原因がハッキリしているということは、その対策も比較的
立てやすいということになります。
2.まぶたのたるみを解消する方法
原因が分かれば解決方法も見えてきますので、あとは実際にやるか
どうかだけの問題になります。
特に若い人の場合は、劇的に解消することも期待できますので、最
近まぶたのたるみが気になりだした人は、ぜひ実践してみて下さい。
まずは、額の前頭筋を鍛えることで、まぶたを含む顔の皮膚全体が
引き上げられることに直結します。
眉毛を上下にゆっくり10回程度動かすだけのことですが、両方の
手の指を2、3本軽く眉毛の上に当てておけばシワの予防になりま
すので、ぜひ実践してみて下さい。
次に、目の周囲の筋肉(眼輪筋)を鍛えて、まぶたを膨らませる効
果ですが、目の周囲ということから、クマや小じわにも役に立つか
も知れません。
やり方は簡単で、口で息をする程度に軽く開けて、余計な力を使わ
ないようにして左右の目でウインクをします。
1秒間に左右1回ずつ、20~30回連続でやります。
これだけのことですが、要は毎日継続できるかどうかですね。(笑)
面倒だなぁ、とか、多分続かないだろうなという人には、毎日塗る
だけ、しかも塗った瞬間からパッチリ目になり、使い続けるうちに
垂れさがったまぶたを土台から改善してくれるという魔法のような
「ジェル」もあります。
美容面での老け対策ももちろんですが、それ以上に視界が狭くなる
という生活上の問題も絡んでいる問題だけに、できるだけ早目の対
策に越したことはありません。