１．糖質制限が続かない理由

糖尿病からダイエットまで、今やどこを見ても糖質制限という言葉
が目につき、実際にやってみたという人も、ほとんどが途中でやめ
てしまっています。
 
その理由はいろいろ有りますが、我慢できなかったからというのは
対象外として、一生懸命やった人ほど、何らかの結論を得てやめて
いるようです。
 
私自身も、数年前に血糖値が高いということで、やってみましたが
現在は完全オフはやめています。
 

 
私の場合は、何事にも完璧主義なので、本当に糖質は完全カットし
ていましたので、それぞれの長所？と思われるところはすべて体験
できました。
 
つまり、体重は２ヶ月ほどで２０キロ激減して、強風が吹けば飛ば
されそうなほどで、確かにダイエットとしての効果は抜群です。
 
そして、６ヶ月後には、空腹時血糖値も２００から８０台まで下が
り、HBa1c も６.８から５.６まで落ち着き、一応の努力目標は１年
でクリアできました。
 
不思議なもので、７５キロあった体重が５６キロまで落ちると、も
う６０キロに増えただけでも体が重い感じがしますが、あとで考え
てみると、体力が無くなっていたという単純なことでした。（笑）
 
そして、いよいよ糖質完全カットはやめなければと思ったのが、２
年経過した頃です。
 
それまでは周囲の人が羨むほど、実年齢より１０年以上若く見えて
いたのが、この頃から激変しました。
 
　　　　　
 
髪は抜けた訳ではありませんが、細く弱々しくなり、頭皮が透けて
更に、頬はこけてしまって、わずか２年で今度は１０年ぐらい老け
て見えるようになってしまたんです。
 
これは、かなりショックですよ！（笑）
 
それでもまだしつこく糖質をカットしなが、血糖値を測り、血圧を
測り、運動も続けていましたが、健康診断のだびに、血糖値や血圧
は、ほぼ正常なのですが、腎機能や貧血というあたりに問題が出て
きました。
 
これを機に、３年目にして、方向転換をすることになります。
 

２．糖質ちょいオフで快適に

私の場合は、ガンコにもやり遂げるタイプの性格なので、ここまで
頑張り、それなりの結論を見出だして、その結果が糖質も必要とい
うことでした。
 
なので、運よく？頑張れない人は、結果から言えば、頑張らなくて
よかったということにもなりますが、やはりやればやったなりの成
果もあり、今では体重や血糖値は数日で希望通りに調整できるまで
になりました。（笑）
 
食事面でも普通に戻し、チョコや饅頭もしっかり食べてますし、酒
も焼酎やウイスキーしか飲まなかたのに、最近はワインなども加え
ていますが、不思議と体重は変化なし、血糖値も空腹時１１０前後、
食後２時間でも１７０前後と、健常者から比べれば、やや劣るかも
知れませんが、もはや病人のレベルではありません。
 
　　
 
しかし、これは自分でしっかりと管理している場合の話で、やはり
外食や会合などでの飲食が加わった場合は、ちょっとした工夫がな
ければ体調を維持できません。
 
しかし、糖質完全カットから「ちょいオフ」に変えたことで、自身
の活動範囲も広がりましたし、友達からのお誘いも気軽に受けられ
るようになり、長らく休止していた家族との外食も復活して、これ
までの必死でというより楽しく糖質制限できているので、明るく毎
日を過ごせているのです。
 
明るいと言えば、顔のツヤもよくなり、何と毛髪も少しずつ増えて
きているんですよね。それと糖質制限で誰もが体験する、得体の知
れない便秘と下痢症状も全くなくなりましたよ。
 
では、糖質ちょいオフはどうするのかと言うと、まずは完全カット
からスタートして、あまり影響のでない範囲、例えば血糖値が何と
か許せる範囲、体重が増え続けない範囲を自分で見極めます。
 
　　　
 
そして、その範囲で何も制限しないで好きなものを食べるだけで、
体調は良好維持、糖質もちょいオフで、言ってみれば苦し紛れによ
る妥協の産物のようなものですが、どこにも問題が出ないのだから
やらない手はないですよね。（笑）
 
ただし、回転ずしのように、どれだけ糖質が含まれているかわから
ないような外食や、どれほど飲んだり食べたりしているのかわから
ないようなところへ行く場合は、「コタラエキス粒」というサプリ
のお世話になっています。
 
これが「ちょっとした工夫」のカラクリですね。（笑）