高齢男性に多い皮膚のかゆみを防ぐためのスキンケア方法

高齢男性に多い皮膚のかゆみを防ぐためのスキンケア方法

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1.老人性皮膚掻痒症とは

老人性皮膚掻痒症とは、高齢者(特に男性)に多いとされる、皮膚に発疹などの目立った
異常がないのに、強い痒みを訴える症状です。まだ原因は解明されている訳ではありませ
んが、皮膚に目立った異常がないのに痒いという場合に考えられるのは、皮膚の乾燥(老
人性乾皮症)です。当然のことながら、空気が乾燥する冬によく起こることになります。

痒みは、皮膚の表面に分布している神経によって脳に伝わることで起こると言われていま
すが、症状を悪化させる一番の原因は、痒いから掻くという行為です。もともとは何もな
いところの皮膚を掻いて傷つけることで、湿疹を生じさせ、その湿疹がさらに症状を悪化
させてしまうのです。

             

近年は、エアコンや電気毛布・電気カーペットなど、保温機能に優れた電化製品が普及した
ことで、寒さ対策としては重宝しますが、その分、皮膚は乾燥しやすい状態になっているこ
とも考えておく必要があります。

痒みを悪化させないためには、まずは痒い部分を触らないことです。さすったり、たたい
たりして刺激を加えることもNGです。痒い部分は刺激を与えれば、さらに症状が増幅す
ることになります。これは、下着や首周り脇腹などに付けられたタグなども同じで、皮膚
に痒みの症状がある人は、できるだけ木綿性の下着など、肌に優しい素材のものを使用す
るようにしたり、タグなどは切り取ることも考えましょう。

また、個人差がありますので一概には言えませんが、アルコール、カフェイン、香辛料な
どの刺激物に反応しやすい人は、それが原因で痒みが生じることもありますので、摂取量
についてもそれぞれの体質に合わせるようにしましょう。

2.痒み予防のスキンケア

痒みの原因が肌の乾燥である場合が多いとされる老人性皮膚掻痒症は、保湿に気を配るこ
とが大切です。それには、保湿剤を使って自身の肌の保湿ケア、加湿器を使って室内全体
の加湿などが特に大切です。

           

肌の乾燥を防ぐために風呂に入るのは悪いことではありませんが、固いタオルでゴシゴシ
こすったり、熱いお湯に長時間入るのはやめましょう。どちらも痒い皮膚には心地よく感
じるかも知れませんが、その反面、肌の機能を低下させてしまうことになります。

また、痒いときには、しっかりと体を洗いたくなりますが、洗浄力の強い石けんやボディ
ソープの類は、皮膚を保護する皮脂まで落としてしまうことになりますので、できるだけ
自然由来の洗剤で、手や柔らかいタオルなどを使って、やさしく洗うようにしましょう。

ただ、肝臓疾患や腎臓疾患、透析などの治療を受けている場合は、その治療によって痒み
が生じる場合もありますので、該当するかもと思う場合は、主治医に相談してみましょう。

今起きている痒みはどうすれば良いのかということになりますが、一般的にかゆみ止めと
言われる外用薬を利用することになりますが、ステロイド系などの薬による副作用が心配
される場合は、飲み薬を処方してもらうことになります。

以上のように、セルフケアから医療による治療法まで、選択肢はいろいろありますが、そ
れほど悪化していない状態なら、まずは保湿ケアから始めてみるだけで、十分な効果が期
待できますので、自身の皮膚の保湿ケアと居住空間の保湿から始めてみましょう。