皮膚の表面がピリピリする原因は栄養不足かも

皮膚の表面がピリピリする原因は栄養不足かも

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1.皮膚がピリピリする原因

思い当たるところがないのに、皮膚の表面がピリピリと痛んだ経験はありませんか?原因
として考えられることはいろいろありますが、何も外傷がないのに、同じところがピリピ
リと痛むといった場合には、最初に疑ってみるのが栄養不足(特にビタミン)です。

             

また、女性ホルモンが減少する更年期になってはじめて経験したという場合は、更年期症
状の1つであることも考えられます。皮膚だけではなく、手足がしびれる、腕に力が入り
にくいなどの症状もみられることが多いようです。

よく似た時期(50代頃から)に起こりやすいのが、帯状疱疹による痛みです。帯状疱疹
が出る前の症状として、皮膚がピリピリした感覚を覚えることがあります。この場合は、
加齢による免疫機能の低下が原因であることが多いですが、疲労や強いストレス、不規則
な生活なども免疫の低下の原因になりますので、若い人は栄養不足と生活習慣の両面から
考えてみる必要があります。通常は、帯状疱疹は上半身の左右どちらかに出るという特徴
があります。

そこで気になるのが、このような症状が出た場合、病院へ行く必要があるかということだ
ろうと思いますが、そこはケースバイケースということになります。ヒリヒリ感が数日程
度で治まり、再発しないようなら、病院へ行くまでもないと思いますが、その症状が数週
間といった長期にわたる場合や、湿疹、水ぶくれ、炎症などが出てきた場合、痛みが激し
くて日常生活に支障が出るといった場合には、やはり病院でしっかり診察を受ける必要が
あります。

何科を受診するかは症状によりますが、ピリピリ以外の症状にも注意して冷静に判断し、
帯状疱疹らしい場合は皮膚科、更年期症状らしい場合は婦人科、何が原因かわからない場
合は内科を受診してみましょう。

2.ピリピリする症状の対処

まずは、栄養不足の解消からです。というより、そもそもそのような状態に陥っている生
活の環境を考え直してみる必要があるかも知れません。ダイエットが原因になっているこ
ともありますし、食事がまともにとれないほど多忙であったり、ストレスが溜まっていて
食事が思うように摂れないといった状況にあるなら、そちらの環境を変えることから考え
る必要がありますが、とりあえずはサプリメントなどでもかまいませんので、ビタミンを
補給してみましょう。

更年期の場合は、エストロゲンに似た働きのエクオールなどで対応している人も多いかも
知れませんが、皮膚のピリピリは末梢神経の活動を正常化することを考えた方が早期改善
につながります。こちらは医薬品で対応しましょう。

帯状疱疹は、痛みが治まるころに水泡などの症状が現れますので、それと分かりますが、
特に強い痛みや、かゆみなどがあったり、高齢である場合を除き、治療というよりは、し
っかりと栄養のある食事や生活習慣の見直しなどを通して、免疫機能の強化を考えること
です。

ただし、顔の周辺に出た場合は、内耳神経が損傷され難聴になったり、顔面神経が麻痺し
たり、眼疾患などの合併症を引き起こすこともありますので、悪化させないように注意し
て、必要と判断したら病院へ行きましょう。

             

ごく軽症のものから、少し怖くなるような重症まで書きましたが、皮膚の表面がピリピリ
する症状の基本的な対処法は、栄養補給、生活習慣の見直しなどにより、免疫機能が低下
しないように注意することです。


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