片頭痛は治療を間違えれば悪化する
頭の片側に、ドクンドクンと脈を打つような頭痛が現れ、数時間から数日続く、
中程度の痛みを伴うのが片頭痛の特徴で、歩くといった日常的動作でも吐き気
を催したりもすることもある２０代～４０代の女性に多い病気です。
しかし、日常生活に支障が出るというほどのことでもなく、やがて良くなると
いうこともあり、市販の鎮痛薬を服用したりして、その場しのぎ的な処置をす
る人が多いのですが、実はこれも１回位なら問題ありませんが、常用するよう
になると、これが原因で「薬物乱用頭痛」という頭痛を起こしていることも少
なくないのです。
また、迷信的に「片頭痛は体を冷やすと良い」ということも言われていますが、
これはあくまでも片頭痛が起きているまさにその瞬間に有効な対処法であって、
片頭痛の根本的な改善にはつながりません。
ただ、片頭痛の多くは突然やってきますが、２～３割は頭痛の起きる前に視野
の一部が暗くなる、チカチカ光が見えるといった「片頭痛の前兆」があると言
われています。
一般的に、片頭痛は初潮を迎える年代から女性にグンと増えることから、女性
ホルモンと連動しているとも考えられていますが、だからと言って女性だけか
と言えば、男性にも片頭痛は起こりますので、ストレス、寝不足、寝過ぎ、疲
労など、他にも片頭痛を誘発する原因は無数にあると考えられます。
このように、片頭痛は日常生活のふとしたことがきっかけで起こりますが、片
頭痛に悩まされている人は、もう漠然と気付いておられるかも知れませんが、
自分が片頭痛に襲われる条件が整いつつあるという状況があるんですね。
なので、自分が片頭痛になりやすい条件を知って、そのような状況をできるだ
け避けるようにすることで、片頭痛はある程度防げるものでもあるんです。
片頭痛を起こさないようにするには
片頭痛のメカニズムは、脳の血管が広がることで神経が刺激を受けて起こるの
で、できるだけ血管を拡張させたり収縮させたりすることを避けることです。
例えば、高速電車で車窓に流れる風景などを見ているだけでも頭痛の引き金に
なったり、バスなどエンジンの振動が伝わる場所に座っていることで頭痛を誘
発したり、一般的に「光」「音」「におい」「気圧」などに脳は反応しやすい
と言われています。
映画を観た後や、ロックコンサート会場を出た後とかに頭痛を感じた経験はな
いでしょうか？そのような人は、基本的に片頭痛の起きやすい体質であるとい
うことになります。
ただ、パソコンやスマホの使い過ぎが主な原因となる頭痛は、片頭痛ではなく
緊張型頭痛というもので、片頭痛とは原因も対処法も違いますので、自分の頭
痛がどういう種類のものかを知っておく必要があります。
片頭痛で死ぬことはないとは言え、頭痛が起こっている間は厳しいものがあり
ますし、日常生活に支障をきたすような場合は医師の診断を受けるのが正しい
方法ですが、厳しいものの何とかしのいでいるというような人の場合は、市販
のサプリメントなどでも対応できます。
片頭痛予防効果としては、マグネシウム，ビタミン B2 ，フィーバーフューを
配合しているものが有効とされています。
マグネシウムは、神経の働きを安定させる作用があり、フィーバーヒューは副
作用のほとんどない片頭痛予防で有効性の認められたハーブ、ビタミン２は片
頭痛の主原因はミトコンドリアに機能障害があるという仮説のもと有効性が確
認された成分です。
これらは、西洋医学と漢方の両面から支持されているものですが、実際に両方
をそなえるサプリメントはほとんどなく、唯一納得のできるこれらの全成分が
十分に配合されているのが、内科医ドクターが自身のために開発したという、
体を温め、血流を改善して片頭痛の起きにくい体質を作るというサプリメント
です。
かなり評判の良いサプリメントですので、あなたの片頭痛にもご利益があるか
も知れませんよ。
