ふわふわする浮動性めまいの主な原因とその対処法

ふわふわする浮動性めまいの主な原因とその対処法

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   浮動性めまいの原因   

頭がぼーっとしているようで、体がふわふわする症状の多くは「浮動性めまい」と言われ
るもので、何となく不安になるかも知れませんが、それ以外に他の症状がない場合は、落
ち着いてしばらく様子を見るようにしましょう。

もし、頭痛や意識障害、視覚障害、嘔吐などの症状も見られるなら、すぐに病院へ行きま
しょう。

浮動性めまいとして症状が現れる原因は「自律神経失調症」「緊張型頭痛」「椎骨脳底動
脈循環不全」の3つであることが多いと言われています。

             

自律神経失調症の場合は、脳や耳に特に問題がないのに浮動性めまいが起こることが多い
のですが、これはストレスなどで自律神経のバランスが崩れ、筋肉の緊張を招くことで血
流が悪くなり、酸素や栄養が十分に供給されなくなって耳の働きも低下して、めまいを引
き起こすとされています。

緊張型頭痛というのは、自律神経と同じく、ストレスなどが原因で筋肉が緊張して頭が緊
張状態になり、脳への血流が悪くなることでめまいが生じると考えられています。

椎骨脳底動脈循環不全というのは、高齢者に多く、首の後ろ側を通って脳に血液を送る椎
骨動脈が細くなり、脳に十分な血液が運ばれなくなることでさまざまな症状が生じる病気
です。椎骨動脈が圧迫されて細くなることが原因で、首を回したりしたときに症状が現れ
ることが多いようです。

高齢者に多いということからも分かるように、ある種の老化現象でもあるのですが、日頃
から姿勢が悪い人、脂質異常症や高血圧・動脈硬化など生活習慣病も関係していることが
あります。意識が遠のく、視界がぼやけるといった症状が現れることもあります。

ただ、意識が無くなる、ろれつが回らない、身体に麻痺が起きている、体の半分に感覚異
常があるようなときは、至急病院へ行くようにして下さい。

   浮動性めまいの対処法   

浮動性めまいの原因からもお分かりかと思いますが、自律神経失調症、緊張型頭痛、老化
と、いずれもその原因が特定しにくいものばかりで、結果的に決まった治療法というもの
はありません。つまり、対処療法が行われることになります。

ただ、他のめまいと違って、浮動性めまいは比較的症状が軽く、大事にいたることも少な
いので、とりあえずは安静を保ち、無理をしないことです。

治療法としては、自律神経失調症や緊張型頭痛の場合は、ストレスを無くし、生活習慣を
改めることで改善されることが多いと言われています。

         

つまり、規則正しい生活とバランスのとれた食事、リラックスを心掛けることです。余談
ですが、たまに偏食による鉄不足が原因でふわふわしていたり、睡眠不足による血圧の変
動で軽いめまいを感じているようなこともあります。

また、タバコは血管を収縮させ、血流を悪くする要素がありますので、めまいにはあまり
よくありません。これを機に禁煙することをおすすめします。

椎骨脳底動脈循環不全の場合は、とりあえず生活習慣病対策から始めるのが近道かも知れ
ません。いわゆる血液をさらさらにして血液の循環を良くするとか、食事を改善して高血
糖や脂質異常などがあれば改善するようにします。

更に、めまいや耳鳴りには昔から評判の漢方医薬を試してみることもおすすめの方法です。
西洋医学でダメなものが、東洋医学が意外に得意分野だったりしますが、めまいもそのよ
うな分野の1つと言えます。


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