１．ＢＭＩ指数２２とは

健康に関心を持ち始めると、かなりの頻度で目につくのがＢＭＩ値
と言われる指数ですが、このＢＭＩ値から何がわかるのでしょう？
 
ＢＭＩ＝体重÷（身長ｍ×身長ｍ）で求められる数字で、ＷＨＯの
国際基準では、ＢＭＩ２５以上が体重超過、３０以上を肥満と定め
ています。
 
　　　　
 
しかし、日本人などアジア系の民族は、一般的な世界基準とは体型
的な違いもあり、ＢＭＩ２５以下でも生活習慣病発生リスクが高い
ということで、日本では独自の肥満指数をＢＭＩ２５以上としてい
ます。
 
そして、最も病気にかかりにくいとされる標準体重をＢＭＩ２２と
しているのです。
 
日本人の場合は成人の約３割が肥満と言われていますが、ただ肥満
というだけでは特に病気というものでもないのですが、生活習慣病
などの合併症を伴う肥満症になりやすことから健康を害するリスク
が高くなることが問題なのです。
 
では、低ければ低いほど良いのかというと、それも問題で、いわゆ
る痩せすぎてエネルギー不足による筋力低下などで、転倒したり、
寝たきりになってしまうというリスクがあるのです。
 
　　　　　
 
とりあえず現代の日本人が心配しなければいけないのは、肥満が引
き起こす糖尿病、高血圧、脂質異常症など、動脈硬化につながり、
心筋梗塞や脳卒中など生命にかかわる病気のリスクを回避するのが
優先課題ということで、メタボ検診などを積極的に受けて、健康寿
命（人の助けを借りずに一人で普段の生活ができること）を延ばす
ように指導しています。
 

２．ＢＭＩ値を下げるには

肥満の主な原因は、食べ過ぎ、食べ方、運動不足と言われています。
 
なので、これらの当てはまることを改善することで、ＢＭＩ値を下
げることが可能になります。つまり、栄養、食事のバランスを考え
て、腹八分目で３食きっちりとり、適度な運動を行うことです。
 
しかし、このようなことは誰でも知っていることなのですが、なぜ
か肥満が増え続けているという現状があります。
 
これは、私も経験していますが、肥満と言われる以前にも少し体重
オーバーということで、節制して体重を落とそうとしますが、瞬間
的には多少減量できても、すぐまた元通りといったことの繰り返し
で、結局のところ長期的にはほぼ同じということなんですね。
 
ところが、たまに極端に体重が減少する人がいて、そのようなケー
スでは、たいていが病気をしたか、かなりの決心でダイエットをし
たかどちらかで、普通の生活状態では、ほとんど現状維持というの
が一般的です。
 
　　　　　
 
特に、腹周りの脂肪は、内臓脂肪も含めて、多少の努力程度では落
ちないということは挫折された経験者の共通した感想ですね。（笑）
 
ただですね、最近少し興味があった「葛の花」というのを飲み始め
て、そろそろ３ヶ月になるのですが、食べる方は変わらず、昼休み
は多少運動を兼ねて商店街を散歩程度のことしかしていないのです
が、少しずつ体が軽くなってきたようで、体重もそのように４ｋｇ
ほど下がってきたんです。
 
特に、腹周りの内臓脂肪が落ちてきているようで、水を飲んでも、
空きっ腹のときのようにキュルキュルと音がするんですね。（笑）
 
下手なダイエットより、この脂肪を燃やすという「葛の花」の方が
効果的だと思いますよ。
 
ダメモトでもと思える人は、ぜひ一度チャレンジしてみて下さい。
意外な結果が待っているかも知れません。