女性に多い?アルツハイマー型認知症の前兆と予防

女性に多い?アルツハイマー型認知症の前兆と予防

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アルツハイマー型認知症

日本人の65歳以上で約2割がアルツハイマー病疾患と言われていますので、高齢者にと
っては他人事ではありません。ある意味「認知症=アルツハイマー病」と考えられている
ようなところもありますが、もちろん認知症の原因は他にもあります。しかし、認知症全
体の約6割を占めるのがアルツハイマー病が原因と言われていますので、認知症の代表的
な疾患であることに違いはありません。

また、女性の発病リスクが男性の1.5 倍とも言われていますが、理由としては女性ホル
モンエストロゲンの減少により神経保護作用が低下することや女性の方が長寿であるとい
ったところにあると考えられています。

アルツハイマー型認知症の特徴は、徐々に進行し、その進行度によって症状が変化するこ
とです。初期の段階では、日常生活に支障をきたすほどでもありませんが、少し前の出来
事が思い出せないといったような症状があります。

           

もう少し進行すると「直近の出来事が思い出せない」「日付が思い出せない」「計画的に
物事を実行できない」「判断力の低下」など、日常生活に支障が見られ、周囲の人にもど
こかおかしいと感じさせる段階です。同じ頃、自発性がなくなったり、うつ状態になった
り、よく聞く「物盗られ妄想」が起こることもあります。

更に進行すると、失語(うまく話せない)、失行(ボタンを止めるなど簡単な行動が出来
ない)、失認(五感能力の低下)が起こり、徘徊が見られたり、身内の認識もできなくな
るといったように変化して行きます。

軽度認知障害を見逃すな

アルツハイマー型認知症は、正常レベルと発病までの中間的な時期「軽度認知障害(МC
I)」と呼ばれる段階で適切な治療を受けることで、認知機能の低下を遅らせたり、発病
を延ばすことも可能であると言われていますので、周囲の人がどれだけ早く疾患に気付く
ことができるかにかかっていると言えるかも知れません。

しかし、初期の段階としては、せいぜい「あれ」とか「それ」といった代名詞が増えたり、
家族や親せきの名前が思い出せなくなったりする程度で、約束事の詳細は忘れても約束自
体は覚えていたりで、ハッキリとおかしいという感じでもないところに難しいところがあ
ります。ただ、その異変に最初に気付くのが「本人」で、自分の認識とかみあわない現実
に不安を覚え、ストレスとなったり、うつ状態になったりするのはこのためです。

             

更に困ったことに、自分が忘れていることをうまくつじつまを合わせてその場を切り抜け
ようとしたり、夢物語を実体験のように話したりといった「取り繕い」も見られたりしま
すので、よほど注意深く観察していなければ、日常生活だけから変化に気付くことは難し
いようです。

とは言っても、65歳以上の約2割がアルツハイマー病疾患というデータに基づけば、あ
る程度は疑ってかかってもまるで見当違いということでもなく、「あれ」「それ」が何と
なく多くなったような気がしたら、それとなくプラズマローゲンを飲ませてみたりしなが
ら注意深く様子を見ることです。

アルツハイマー型認知症は、遺伝的な因子や運動不足などの影響も大きいと言われていて、
ダウン症や糖尿病などの生活習慣病もリスク因子になると言われていますので、今すぐに
できる予防はまずやってみることです。



 

 

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