1.4人に1人が花粉症
今さらという気もしますが、花粉症とは、スギやヒノキなどの花粉
が原因のアレルギー症状で、季節性アレルギー性鼻炎という呼び名
もあります。
症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまりという鼻のトラブルに、
目にも涙、充血などの症状があらわれることは周知の通りですが、
他にも皮膚のかゆみ、下痢、微熱など意外な症状が出ていることも
あります。
日本では、戦後スギやヒノキなどの花粉が大量に飛散するようにな
って全国的に花粉症として認識され始めましたが、花粉はイネ科や
他の草木など年中飛散しいますし、他にもダニやハウスダスト、昆
虫、ペットなどのアレルゲンがあるので、1年中悩む通年性アレル
ギー性鼻炎、複数の花粉に反応したりして、ほぼ1年中鼻や目に悩
みを抱えている人も少なくありません。
どうしてそのような症状が出るのかと言えば、花粉=異物が侵入す
ると排除しようとして当該物質に反応する抗体(IgE抗体)を作
り対応しますが、その後も花粉が侵入すると鼻や目の粘膜にある抗
体と結合してしまいます。
すると、粘膜細胞からヒスタミンなどが分泌されて、できる限り花
粉を体外に出そうとして、涙や鼻水で洗い流す、鼻づまりで中に入
るの防ぐ、クシャミで吹き飛ばすという防御反応が花粉症の症状と
いうことになるのです。
2.花粉症の改善方法
花粉症で悩んでいる人ならもう常識かも知れませんが、花粉対策用
のマスクを正しくつければ70%程度は侵入を減らすことができる
と言われています。
花粉対策用のマスクが無理なら、普通のマスクを2枚用意して、1
枚目と2枚目のあいだにウエットティッシュを挟んで、ティッシュ
が乾いたら取り換えるという要領です。
その他、洋服も上着は表面がツルツルの素材のものにするとか、洗
濯も柔軟剤を使って静電気対策をするとか、メイクもパウダーファ
ンデーションなどを使って、できるだけ花粉が付着しないようにす
るといったことになります。
また、最近はヒスタミンや粘膜に作用する薬も売られていますので、
それを利用するのも1つの方法ですが、その場合は「抗アレルギー」
と「抗ヒスタミン」といった表示に注意しましょう。
「抗アレルギー」とは、かゆみの原因物質であるヒスタミンの発生
を予防する薬で、「抗ヒスタミン」はヒスタミンによって、かゆみ
やくしゃみなどの症状を抑える目的の薬です。
ただ、薬はよく効くけど目や口の渇き、強烈な睡魔を経験した人な
ら少し躊躇してしまうという人も少なくないはずです。
そのような人に、とっておきの花粉・鼻炎対策アイテムがあります。
昔からアレルギーには「甜茶(てんちゃ)」が効果的と定評があり
ますが、強い抗菌力と免疫バランスを整えることで口臭対策にも使
われている「クマササ」、天然のステロイドと言われる「赤しそ」
等の有効成分を絶妙のバランスでブレンドした『えぞ式 すーすー茶』
という、たった1杯で、鼻水、鼻づまり、いびきの対策までこなす
という驚きのノンカフェイン、副作用なしの健康茶です。
たかがお茶と侮ってはいけませんよ!(笑)