１．不眠症にも種類がある？
私は、長い間、なかなか寝つけない（入睡困難）のが不眠症だと
思っていたのですが
・夜中に何度も目が覚める（中途覚醒）、
・途中で目が覚めてその後眠れない（早朝覚醒）、
・眠りが浅くどことなく熟睡感がない（熟眠障害）
といったものも、すべて不眠症というのだそうです。
そして驚いたことに、これらの不眠症状は同時に複数が現れる
ことがあるというのです。
これでは、翌日の眠気、注意力散漫、体調不良といった状態に
陥るのは当然ですよね。
もっと驚いたのは、国民の約２割の人がこのような不眠症の状態に
あるということです。
これって、一家に１人は居るってところですかね・・・
若い人より高齢、男性より女性に多いというデータがあります。
お心当たりはありませんか？
２．なぜ不眠症になるのか？
まずは、誰にでも経験があると思いますが、普段と環境が変わるということ。
・海外旅行などで時差のあるところへ行ったとき。
・国内旅行でも、布団や枕や部屋の大きさが変わったとき。
・温度や騒音、明るさ等が影響するとき。
まぁ、これは普通に誰にでも起こり得ることなので、特にくよくよ悩むほど
の問題でもないと思うのですが、その他の原因の場合も、微妙にこの辺の事情と
被ることが多いので注意が必要ですね。
次に、心に起因する場合です。
何か悩みがあったり、イライラする原因があったり、ストレスが溜まっていたり
することでも不眠症になります。
これも、誰しも何度か経験されていると思います。
問題になるのは、ここからで、
いわゆる身体的要因による不眠症です。
頻尿、かゆみ、痛みといった年齢とともに起こってくる症状が
原因で不眠症になるということです。
中年以降では特に頻尿とかいうもので、夜中に何度も目がさめて
眠れないという状態に悩む人もかなりいます。
こういう状態は、自分でどうなるものでもなく、早期に医者の診断
を仰ぐとか、治療しなければ、慢性的な不眠症になってしまいます。
そして、不眠症に限らず、おおよそ健康というものに関係してくるのが
生活習慣という原因です。
アルコール、ニコチン、カフェイン、薬品、運動不足といったお決まりの
要因も不眠症の原因として多く見られるのです。
３．不眠症の原因がわかったらどうするか？
近頃は、過眠症というのもあるそうですが、眠れない人からすれば
羨ましい響きのある言葉ですよね。（笑）
でも、それはそれで、また大変な苦労もあるようですので、まずは今自分の
置かれている環境を素直に受け止めることからスタートします。
特に、年齢的な場合と、生活習慣の場合は、医師の話を聞くという
だけでも、精神的にストレスが軽減するかも知れません。
そして、睡眠薬が出されることも多いと思いますが、これも主義主張はともかく
黙ってもらっておきましょう。
飲む飲まないは自分で判断すればいいので、とりあえずはお守りだと思って
置いておくというのも悪いことではありません。
昔、歌手の郷ひろみさんが、何かの番組で、
「郷さんは眠れないときどうしますか？」
というような質問をされたことがありました。
その時の、郷さんの返事が、
「僕は眠くなるまで寝ないので、眠れないということはありません」
というものでした。
これって、正に核心をついていると思いませんか？
そうなんです。
一番の問題は、眠くないのに寝よう、寝なければ、と思う気持ちですね。
あと、睡眠時間を設定している人は、その予定の時間寝なければ
睡眠不足だと思い込んでしまいます。
少しくらい不足していても、「十分よく寝た」と思うことです。
つまり、眠りのハードルを下げることです。
また、睡眠薬のお世話になるような時でも、あれこれ悩まないで、
「飲むなら飲む」ことです。
４．私の不眠症改善に効果が有った方法
私は、いわゆる年齢的な頻尿というものが最初の不眠症でした。
ひどい時は夜中に４回ぐらいトイレに起きるといった具合です。
６時間の睡眠時間で４回も起きてたのでは、ほとんど熟睡なんて不可能
ですよね。（苦笑）
あれこれ調べて、実践して、最終的に私がたどり着いて、かなりの
改善を見た方法は、「早目の入浴」と「香り」でした。
現在は、週に１度くらいは夜１回トイレに起きる程度で、あとは熟睡
していると思います。
寝ているときは自分ではわかりませんので、朝起きた感じでそのように
思っています。
私の分析では、早目の入浴で、トイレの回数が減ったと思います。
これは、以前テレビで、頻尿が治ったという人達が、ある先生の指導で
睡眠４時間前までには入浴を済ませたところ、ほぼ夜中に起きなくなった
というのを参考に、私は、プラス寝る前のいわゆる寝酒も風呂上りにして、
寝る前には酒は飲まない。
その代わり、アロマの香りに包まれてリラックスして寝る。
ただそれだけですが、本当に効果がありました。
１００％天然ということも、決断の１つの理由でした。
興味のある人は、覗いてみて下さい。
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あと、頻尿対策は入浴時間。
これ、意外に使えますよ！（笑）