多少の高血圧は降圧剤より動脈硬化予防に重点を置く方が良い

多少の高血圧は降圧剤より動脈硬化予防に重点を置く方が良い

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1.高血圧は何が怖いか

血圧とは、心臓から血液が送り出されたときに、血管の壁を押す力のことを言います。心
臓が収縮して血液を送り出しているときの最も高い血圧を「収縮期血圧(上の血圧)」と
呼び、心臓が拡張して血液が戻ってきているときの最も低い血圧を「拡張期血圧(下の血
圧)」と呼びます。

一般的に、収縮期血圧が140mmHg、拡張期血圧が90mmHg以上を高血圧と呼びます
が、高血圧によるリスクは、脳梗塞や心筋梗塞、脳出血、狭心症など、主に血管系の病気
が起こりやすくなるということです。

ただ、以前は「年齢+90」というのが正常値とされていて、それがそのまま正しいと言
い切れるものではありませんが、現在の140を越えたら高血圧症として降圧剤を処方す
るというのも、あまり納得できるものではありません。

そもそも血圧というのは、常に変化しているものであり、ちょっとしたきっかけでも大き
く変化します。白衣性高血圧症と呼ばれる現象がまさにそれで、家で測定したら正常なの
に、病院で測ると高くなるというもので、これは病院の雰囲気で緊張して血圧が上がって
しまった状態です。たった、それだけの理由でも変化する血圧を1~2回測定しただけで
降圧剤を処方されている人も少なくありません。

で、何のために降圧剤を処方するのかと言えば、それは脳梗塞や心筋梗塞などの血管系の
病気を予防するためというのですが、常に200以上の本当の高血圧症ならそれも納得で
すが、140をちょっと越えた程度で降圧剤というのはちょっと理解に苦しみます。

血圧が140以下の状態で、ちょっと椅子から立ち上がってから再測定してみて下さい。
きっと180くらいにはなっています。血圧とは、それほど曖昧なものなのです。

2.高血圧という正常値

いつ、どこで測定しても、常に200近いというレベルの人は、それはまちがいなく高血
圧症ですので、他の病気も含めてしっかり検査をした上で、しかるべき対策をする必要が
あります。しかし、140+α レベルで降圧剤を勧める方も問題ですが、それに従う方も
問題です。降圧剤を飲む目的は何でしょう?脳梗塞や心筋梗塞が怖いからでしょうか。

もし、そのような理由なら、降圧剤を飲むより動脈硬化の予防(血管を強くする)をする
方が理にかなっています。動脈硬化を予防するメニューには血圧も自然に下がるようなも
のも含まれますので、140+αレベルの高血圧なら、まずはこちらを試してみましょう。

ここでは、動脈硬化の詳細は省きますが、動脈硬化の予防・改善の方法を書いておきます。

動脈硬化は生活習慣病の1つで、加齢、肥満、喫煙、運動不足、偏った食事などの日頃の
生活習慣と加齢が関係しています。加齢といっても、必ずしも高齢者という意味ではなく、
動脈硬化は早い人なら30歳ころから現れることもあります。

まずは、食生活を見直してみましょう。バランスのとれた食事というのが一般的な指導で
すが、食物繊維やビタミン、ミネラル類を多く摂取し、腹八分目がおすすめです。特にト
ランス脂肪酸や飽和脂肪酸を多く含む食品は避けるようにして下さい。

次は、週150分以上の運動(ウォーキングなどの有酸素運動)を継続するようにしまし
ょう。運動は同時にストレスや睡眠にも良い作用があります。どちらも動脈硬化を高める
リスク因子と言われていますので、ぜひ運動をするようにして下さい。

また、血圧と言えば「塩」を指摘されることが多いですが、食卓塩や精製塩といった類の
ものはやめて天然塩に変えてみるというのも1つの方法です。

以上、動脈硬化の予防法の例ですが、これは同時に高血圧症の予防にもなりますので、と
りあえず1か月程実践してから、もう一度血圧を測定してみて下さい。