肌のターンオーバーを促進するL-システインって何?

肌のターンオーバーを促進するL-システインって何?

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L-システインの効能

L-システインとは、非必須アミノ酸で、そのものを摂取することも可能ですが、必須ア
ミノ酸のメチオニンを摂取することで体内合成もできる成分です。

近年は「美容」「美白」「シミ」対策として、主に女性の美容関係の商品によく紹介され
ていますが、意外かもしれませんが、L-システインはアセトアルデヒドの分解能力に優
れていることから二日酔いの薬として男性の間でも広く知られているのです。

更に、数年前に医学サイトで発表されて話題になったのが「飲酒前にL-システインを摂
取すると胃ガンのリスクを減らす」可能性があるといった内容の研究発表で、男女年齢を
問わず一気に有名になりました。

もちろん、美容面でもケラチンの構成成分として、皮膚・爪・髪などに含まれていて、黒
色メラニンの発生を抑制したり、肌や髪のトラブル改善にも役に立つ成分として紹介され
ているのはご存知の通りです。と言うと、何だエイジングケアか?と思われるかも知れま
せんが、実は最近の生活環境は、L-システインが浪費されやすい環境にあります。

            

L-システインが大量に消費されるのが、パソコンやスマホの長時間使用で眼の細胞が傷
ついてしまったときなど、それを修復するときであり、しかも「必要なところから優先的
に使われていく」性質のものなので、若くして肌や髪のトラブルの悩みを抱えている人は
案外その辺に原因があるのかも知れませんよ。(笑)

L-システインを浪費するのは「眼精疲労」と「飲酒」ということになりますので、どち
らにも縁の深い人は気をつけないと、肌や髪に使われるL-システインがすでに枯渇して
いる状態かも知れません。

L-システインの摂取方法

L-システインは、非必須アミノ酸ですので、必要量のすべてを摂取しなくても、シスチ
ンやメチオニンを摂取することで体内で相互交換や合成が可能な成分です。

では、そのシスチンやメチオニンを多く含む食品は何かと言えば、鶏肉、豚肉、牛肉など
の肉類、かつお、いわし、さんま、やりいか、しじみなどの魚介類、ナッツ、大豆、落花
生などの豆類に多く含まれています。

しかし、すでに肌や髪のトラブルになっているような場合は、サプリメントなどを利用し
て補給するのが賢明で、トラブル改善に向けて食事だけで摂取しようと思えば、その労力
も費用も莫大なものになってしまいます。

サプリメントで摂取する場合は、L-システインは酸化されやすい成分なので、抗酸化作
用と美容効果の強いビタミンCも多く含まれているものを選びましょう。

そして、摂取時間は「朝食後」がおすすめです。美容サプリメントは夜というものが多い
のですが、それは睡眠中に肌の修復作業が行われるという理屈に基づくものですので、特
にメラニン抑制効果を期待するなら、メラニン生成成分が活発に働く時間帯に合わせるの
が効果的であることは当然のことです。

           

また、特にL-システインに限ったことではありませんが、サプリメントの類はできれば
空腹時は避けるのが無難です。多少なりとも胃に刺激を与えることになりますので、その
方面が弱い人は胃痛や吐き気などの症状を引き起こすこともあります。

最後に、大事なことは、肌でも髪でもターンオーバーのサイクルは意外に長いので、その
間はしっかり補給する必要があります。よく肌のターンオーバーは28日周期と紹介され
ていますが、それはあくまでも理想の基準ということで、人はそれぞれに個人差があり、
35日の人もいれば40日の人もいます。そして、短いから良いとか、長いから良くない
とかいう解説もあまり意味がありません。

要は、その人の肌が「水分を保持し、ハリ、ツヤがあり、バリア機能を果たす肌を再生す
る期間」がその人にとっての理想のターンオーバーの周期ということなのです。なので、
当然のことながら、自分の肌が理想の肌に生まれ変わったと感じるようなケアを目指すべ
きで、まちがってもターンオーバーのサイクルをスキンケアで変えようなどとは考えない
ことです。

WHITE SEED

 

 

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