膝関節痛は変形性膝関節症だけではない、本当の原因を知ることから

膝関節痛は変形性膝関節症だけではない、本当の原因を知ることから

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.膝関節が痛い原因

膝関節が痛くなる原因はさまざまですが、なぜか膝関節痛=変形性膝関節症が膝関節痛の
主役になっているようなところがあります。特に高齢になってからの膝関節痛と言えば、
ほとんどが「膝関節の軟骨がすり減って、骨どうしが直接ぶつかることで痛みが生じる」
という説明になるんですね。

高齢者の場合は、ある程度はそれもありですが、よく調べてみると、案外ほかのところに
原因があったりすることもよくあります。基本的に膝関節の軟骨は、軟骨成分などと言わ
れるサプリメントなどを飲んだところで再生することはありません。

それは、軟骨には血流がほとんどないため、いくら血液に軟骨成分が含まれていたとして
も、それが軟骨に届くことはないのです。将来的には、再生医療による治療法がもっと進
歩することで可能になるかも知れませんが、現時点ではスポーツや事故などで、一部の軟
骨が損傷といった場合にのみ適用されるというレベルです。

では、整形外科などで行う治療は何かということになりますが、それは痛みを抑えるため
の治療であって、すり減った軟骨を回復させるものではないため、いつまで治療を受けて
いても目立った回復が見られないのです。つまり、治療のほとんどは軟骨ではなく、炎症
を鎮めるための治療となっているのです。

このことを知ると、ほとんどの人は膝関節痛は治らないのではないかと不安になると思い
ますが、実は、膝関節痛の原因は、膝関節以外のところにあることが多いのです。なので、
長期間、病院へ通っていても改善の兆しが見えない人や、まだそれほど高齢でないのに膝
関節痛で悩んでいる人は、いったん膝関節の軟骨から離れて対策を考えてみても良いかも
知れません。

2.痛みの本当の原因

今回はじめて膝の痛みを感じた人や、長期間の治療を受けていても改善の兆しが見えない
人は、一度膝関節の軟骨から離れてみることです。膝関節痛を引き起こす原因としては、
激しいスポーツをする人に多い半月板損傷、若い人で膝が急に痛くなる原因の1つの靭帯
損傷、30~50代の女性に多い関節リウマチ、など、60代までは膝軟骨以外の原因を
探す方が賢明かも知れません。

そして、半月板損傷や関節リウマチなど、思い当たるところがなければ、次に疑ってみる
ところはインナーマッスルである腸腰筋です。

腸腰筋とは、姿勢と深くかかわる重要な筋肉で、腰椎から太ももにかけてつながっていま
す。体の中心軸を支える働きをしていて、ここがうまく働かなくなると、さまざまな不調
が現れてくるようになります。歩く歩幅が狭くなる、腰への負担が増えた(腰痛が起きや
すい)といった症状を自覚している人には特に注目していただきたいところです。

腸腰筋と膝の関係は、脚を引き上げる動作を作っているのが腸腰筋であるということです。
つまり、歩く・走る・階段を上るといった動きをする際に、もっとも多く使われている筋
肉で、脚の運びをスムーズにする上で欠くことのできない筋肉なのです。なので、ここが
弱くなると、歩く歩幅が小さくなったり、つまづきやすくなったりするのです。

腸腰筋が硬くなって、姿勢や歩行が悪くなると、膝に余計な負担がかかることになります
ので、膝に痛みを感じるようになります。実は、このケースが膝関節痛と言われている症
状で、かなり大きなウエイトを占めていると言われています。

腸腰筋のトレーニングは、いつでも、どこでも、自分でできますので、現在、膝関節に痛
みを感じている人は、騙されたと思って、一度挑戦してみて下さい。

腸腰筋のトレーニング法は、背筋を伸ばして椅子に浅く腰をかけ、片足の太ももをゆっく
り持ち上げます。このとき、股関節の付け根が縮む感じを意識することです。この運動を
交互左右にゆっくり繰り返し、左右20回ずつ、1日に2~3回続けましょう。

これだけでも、最近、膝の痛みを感じ始めた人なら、2~3日後には、かなり膝関節の痛
みが少なくなると思いますので、そのような成果が見られれば、さらに上級レベルの腸腰
筋トレーニングを自分で調べて追加してみると、ハッキリと効果が実感できると思います。