1.ジャンクフードって何
ジャンクフードとは、カロリーの割に栄養価が低い食品のことを言います。具体的には、
加工食品やファストフードなどで、おなじみのハンバーガー、フライドポテト、ピザ、唐
揚げ、日本独自のお好み焼き、たこ焼き、焼きそばなどがそれに該当します。

基本的に、調理時間が短く、持ち運びが便利であることから、忙しい現代人には好まれる
傾向にありますが、人工添加物や保存料などの健康への影響が考えられるような物質も多
く含まれています。さらに、炭水化物・脂質などの比率が高いため、ジャンクフードを常
食としている人は、肥満・糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病や心血管疾患な
どのリスクが高くなる可能性が指摘されています。
2.ジャンクフードと健康
ジャンクフードは健康的な食品かと言えば、ハッキリと肯定できる人はほぼいませんが、
食材や調理法の工夫で健康への影響を最小限に抑えることも可能です。
例えば、昼にジャンクフードを食べた日の夜は野菜やタンパク質を多目に摂ることで、栄
養のバランスを整えるとか、ジャンクフードの回数を減らすとか、食事全体のバランスを
意識して、スナック菓子を控えたり、運動量を増やしたりすることで、悪影響を少なくす
ることも可能になります。
近年は、ジャンクフードメーカーも、そのような意識の高まりを配慮して、低カロリーや
低脂肪、低糖質といった商品開発を進めていますので、それらを上手に選択することで健
康への影響もより少なく抑えることができるようになっています。
特に注意したい材料や成分としては、トランス脂肪酸(動脈硬化の原因)、過剰な糖分(
糖尿病の原因)です。
3.ジャンクフードと体調
ジャンクフードの影響を知りたいという人は、一定期間ジャンクフードの摂取をやめてみ
ると良いかも知れません。体重の減少・肌荒れの改善といった報告が多くありますので、
誰にでもできる簡単な体験方法と言えます。
また、ジャンクフードの代わりに、栄養価を考えた食事を摂取するようになると、腸内環
境が良くなって免疫がアップしたり、消化器官の負担が少なくなって日常生活でのパフォ
ーマンスが向上したり、疲労感が軽減されたりといった変化に気付くことが多くなります。
そして、濃い味付けに慣れていた味覚が改善されると、自然の本物の味や香りに敏感にな
り、食材の持つ本来の繊細な味に気付くことができるようになります。さらに、ジャンク
フードに仕掛けられている「また食べたい」という依存症からも解放されることになりま
すので、徐々にジャンクフードから距離を置くようになります。

肥満は万病の元という言葉もありますが、ジャンクフードを控える→自然にスリムになる
という体験をしてみると、ジャンクフードを常食しながらダイエットに励んでいても、あ
まり効果が期待できないことが容易に理解できますね。
最後に、ジャンクフードを控えるための方法です。ジャンクフードが食べたくなったとき
は、温かいお茶を飲みながら食べ物(できれば高級食)の動画などを見るようにしましょ
う。脳が視覚的な満足感で実際に食べなくても満足できるのだそうです。ただし、たまに
それにより、さらにジャンクフードへの欲求が高まるという人もいるようですので、その
場合は、別の方法を試すようにして下さい。
次は、軽い運動をすることです。ウォーキングなどの有酸素運動は気持ちをリフレッシュ
させる効果がありますので、ジャンクフードを食べたい気持ちを抑えやすくなると言われ
ています。逆に、ストレスはジャンクフードへの欲求を高めると言われていますので、リ
ラックスしてストレスを解消するようにしましょう。
そして、体に水分が溜まりやすくなる(カリウムが不足)と、脂肪が足りないと感じて、
脂っこいもの(ジャンクフード)を食べたくなると言われています。なので、普段から野
菜・果物・肉・魚・豆類など、カリウムを含む食材をを多く摂ることで、ジャンクフード
が食べたいと思わない体質にすることです。