うつ病の特徴的な症状と発症するきっかけ・対処の仕方

うつ病の特徴的な症状と発症するきっかけ・対処の仕方

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1.うつ病の原因と症状の特徴

タイトルに反するようですが、うつ病の明確な発症メカニズムは現在のところ解明されて
いません。ただ、人間の情動行動に関係する神経伝達物質(セロトニン・ドーパミンなど)
が影響していると考えられています。実際に、治療に使われる抗うつ薬にはセロトニンや
ドーパミンが処方されています。

症状の現れ方には個人差が大きく、動作が緩慢になって反応が鈍くなる人もいれば、些細
なことでも怒りっぽくなる人もいるといった感じでさまざまですが、特徴的な症状として
は、「強い悲しみ」「強い落ち込み」などの抑うつ気分、意欲の低下、喜びの低下といっ
たものが目立ちます。さらに進行すると、感情がなくなったり、自己否定的になったり、
罪責感にとらわれたりして、死にたいと考えるようになったりします。

うつ病は誰にでも発症する可能性がありますが、やはり発症リスクの高くなる特別な環境
や性格があるのも事実で、うつ病発症のきっかけとしては「大切な人やものを失う」「人
間関係のトラブル」「結婚・転職などのライフイベント」「身体的疾患」「子供の独立(
空の巣症候群)」といったことが多いようです。

また、女性の方が男性よりもうつ病の発症リスクが高い(約2倍)という研究データもあ
り、40~50代の年齢層がそのリスクがもっとも高くなる年代と言われています。実際
のところ、うつ病は15人に1人が経験すると言われており、心の風邪ともたとえられて
いますが、発症率は同じようなものかも知れませんが、その症状では、比較にならないほ
ど辛く大きな影響があります。

2.うつ病のサインと対処の仕方

うつ病といえば「心の病気」と思う人が多いですが、同時に「脳の病気」でもあり、心理
的な要因、生物学的な要因、社会的な要因などが重なり合うことで発症すると言われてい
ます。なので、心の落ち込みだけではなく、身体症状、行動、思考などさまざまなところ
に影響が出ることになります。

息苦しさ、動悸、倦怠感、関節痛、吐き気、肩こり、頭痛、めまいなどの身体的症状や、
仕事上のミス、遅刻や欠勤が増える(活動エネルギーの低下)、身だしなみへの関心が薄
れる、口数が減る、今まで楽しんでいたものに興味がなくなる、出かけなくなる、眠れな
くなる、食欲がなくなる・過食になるといった日常生活上での行動にも現れることが多い
ようです。また、以前にくらべて表情が暗い、悲しそうな表情、無表情、作り笑いなどの
表情が増えてきたときも「うつ病」を疑ってみる必要があります。

うつ病になると、傍目には何となく怠けているように見えますが、思考力や意欲が低下し
た状態にある本人は「頑張れない状態」にあるか、もう「十分に頑張っている状態」なの
です。なので「頑張れ」といった言葉はNGで、相手の気持ちに共感して接することが大
切です。

そして、まずは健康に良いとされる生活に導くことです。栄養バランスの良い食事、適度
な運動、睡眠時間の確保などが中心です。ただ、「しなければならない」「すべき」とい
う義務的な強要は逆効果で、朝起きて、庭に出て、日光を浴びるだけでも意味があると考
えるようにしましょう。できれば、ウォーキングやサイクリングなど軽い運動もできれば
効果的です。