認知症の予防には40代からの生活習慣が重要、見直すポイントとは

認知症の予防には40代からの生活習慣が重要、見直すポイントとは

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1.認知症と生活習慣

認知症という言葉を知らない人はいないと思いますが、高齢になると、より現実味を帯び
てくると感じる人も少なくないのではないでしょうか。少し「物忘れ」が多くなっただけ
でも、心のどこかで認知症を意識している人も多いかも知れませんね。

実際、高齢化社会の訪れで、65歳以上の人の3人に1人が認知症かその予備群とも言わ
れていて、他人事として無視できない状況にあるだけに、できれば生涯無縁でいたいと願
う気持ちは誰にでもあると思いますが、一方で、認知症は予防も改善もできないという冷
酷な医学界の常識もあります。

ただ、近年の研究では、認知症の発症と生活習慣には深いかかわりがあり、特に40代以
降の生活習慣が大きくかかわっているというのです。現在のあなたはどの年代かわかりま
せんが、要は「脳に不健康な生活を長期間続けている人ほどボケやすい」ということです
ので、将来の認知症を心配するなら、できるだけ早く「脳を健康にするような生活スタイ
ル」に見直す必要があるということです。

実際に、アメリカでは生活習慣と栄養面を中心にしたアルツハイマー治療プログラムが開
発されていて、早期の患者なら9割もの改善効果が見られると言われているのです。何と
も心強い話ですね。特に何歳というものでもありませんが、現在40代以降の人で、認知
症に関心がある人は、この数字を信じて生活習慣を見直してみるのも良いかも知れません。

2.認知症予防と対策

アルツハイマー病患者の「脳にはゴミが溜まっている」という話を聞いたことがあるでし
ょうか。アルツハイマー病で亡くなられた人の脳を解剖すると、表面に灰色のシミが浮い
ているといいます。このシミは「 アミロイド  β 」と呼ばれるタンパク質で、このシミの
量と病気の進行に密接な関係があり、そのシミが溜まりはじめるのが認知症発症の約25
年前からと言われているのです。65~70歳で認知症を発症する人は、40代にはすで
に脳にゴミが溜まり始めているということになります。

脳は「炎症」「栄養不足」「毒素」に直面したときに アミロイドβ を出すと言われてい
て、食事・運動・睡眠・ストレスなどの生活習慣による影響が大きいとされています。つ
まり、食品添加物がたくさん含まれた食品、農薬だらけの野菜などは、常に体内で炎症を
引き起こす原因になっていたり、脳に必要な栄養素が不足していたり、不必要な薬品の投
与などにより、脳にどんどんアミロイドβが蓄積されていくことになるのです。

他にも「歯周病菌」「睡眠時間6時間以下」「カビ」なども、アミロイド βを増やす要因
として取り上げられていますので、歯の手入れ、7~8時間の睡眠、風呂場や台所の掃除
をまめにすることを心がけましょう。

いかがですか、認知症予防というからには、大そうな生活の変化を求められると思われた
かも知れませんが、何か難しいことをするとか、高価なものを買うとかいうことではなく、
どちらかと言えば、心の持ち方1つで改善できるものばかりなんですが、何分にも25年
もの歳月をかけて溜まり続けることで発症リスクが高くなるというところが厳しいところ
かも知れません。しかし、たとえ少しぐらい実践できていなくても、すぐにどうこういう
ものでもありませんし、一度、習慣化されてしまえば、無意識のうちにできてしまうこと
でもありますので、できるだけ早くから「認知症を遠ざける生活スタイル」に変化させる
ことが一番の予防方法ということになります。

そして、毎日少しずつ脳のトレーニングをすると良いかも知れません。電車内でも休憩時
間でも簡単に取り組むことができれば楽しめますね。ぜひ、試しみて下さい。





 

 

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