あかぎれ(亀裂性湿疹)の原因と症状の早期改善方法

あかぎれ(亀裂性湿疹)の原因と症状の早期改善方法

《本ページはプロモーションが含まれています》

1.あかぎれの原因と症状

あかぎれは亀裂性湿疹と言い、乾燥、水仕事、寒い環境などで起こりやすい症状です。手
の皮膚に乾燥やひび割れの症状が出て、出血、痛みなどの症状が現れます。どの段階で対
処するかで、その後の経過が大きく違いますが、多くの場合は出血や痛みが出てから考え
ることになるようです。

空気が乾燥して寒い冬場に生じやすい病気ですが、特に、食器洗いなどで洗剤を使用する
ことが多い主婦に起こりやすい症状です。洗剤により手の皮脂も洗い流されて水分が失わ
れやすくなり、手の乾燥が進むことで亀裂性湿疹を発症しやすくなるのです。同じように
美容師や調理師、医療従事者なども手を洗う機会の多い職業で、亀裂性湿疹が発症しやす
いと言われています。

亀裂性湿疹の発症部位としては「手」というのが一般的な解釈ですが、足のかかとも発症
しやすい部位の1つです。足のかかとは乾燥しやすく、体重がかかり続けることで、皮膚
が厚くなりやすいためです。

あかぎれは、指の間や手の甲、かかとなどの皮膚がカサカサした感じになるところから始
まります。いわゆる「手荒れ」ですが、症状が進むにつれて皮膚が赤く厚くなって行きま
す。やがて、厚くなった皮膚に亀裂が生じるようになります。これが「ひび割れ」という
症状です。さらに進行するとひび割れたところから出血したり、痛みが生じるようになり
ます。このような状態を「あかぎれ」と呼んでいます。ひび割れが起こるようになると、
皮膚にかゆみを伴うことが多く、寝ている間に掻いてしまったりして、あかぎれ状態を早
める原因になったりします。

あかぎれ状態になると、病変部位を動かすだけでも痛みや出血が誘発されて、日常生活に
も影響が出るようになります。なので、できれば皮膚のカサつき(初期症状)を自覚した
ときに、できるだけ早く対処することが亀裂性湿疹を悪化させない最善の方法です。

2.亀裂性湿疹の改善方法

痛くて出血が見られるようなときは、まずは軟膏などを塗りたくなると思いますが、それ
は特に悪いことではありませんが、その後に「誘因となっている生活動作」を考えてみる
必要があります。症状を悪化させないためにも、早く治すためにも、とても大切なポイン
トになります。


治療法としては、皮膚の乾燥を防止することから始めます。ワセリンなどの保湿剤を塗る
といったことがよく知られています。同時に原因となっている「水仕事など」はできれば
控えることが望ましいですが、どうしても難しい場合は、ゴム手袋などで皮膚に直接洗剤
や水に触れる機会を少なくすることです。最近はスキンプロテクトクリームといった優れ
た製品も開発されていますので、一度試してみて下さい。

皮膚のカサつきから始まる亀裂性湿疹は、どの時点で気付いてケアするかで、その後の経
過が大きく違ってきます。特に、もともとが皮膚の薄い人、乾燥肌の人、肌のバリア機能
が弱いとされるアレルギー体質の人などは発症しやすいと言われていますので、特に注意
する必要があります。

また、手荒れと言えば「水仕事」だけを考えてしまいますが、段ボールや紙類をよく触る
仕事をしている人、手の指を酷使する(外部刺激による)ような職業の人にも発生しやす
いとされています。

冬場によく似た症状が出る「しもやけ」は、寒さなどによる「血行不良」が原因で起こる
ものです。水に塗れた後や急激に寒さや冷たさによる刺激を受けることで発症します。症
状はよく似ていますが、手荒れは皮膚の乾燥を防止すること、しもやけは血行を促進する
ことが対処法の違いです。





 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク