１．更年期の対策
更年期障害はとても辛いものと言われていますが、その切り札的な
治療法がないのも事実で、病院へ行っても女性ホルモンに似た成分
を補うか、女性ホルモンの減少を抑えるかということぐらいしかで
きません。
しかし、よく考えてみて下さい。「女性ホルモン」を意識するのが
更年期というのがちょっとおかしいのです。
女性である限り、思春期から生涯かかわるのが女性ホルモンで、そ
の辺のところが理解できていれば、特に更年期だからと慌てる問題
でもないのです。
そして、常に女性ホルモンと正しく向き合っていれば、更年期の悩
みやリスクも最小限にとどめることができる可能性も高くなるはず
ですよね。
そこで、更年期の対策としては、３０代後半から始まる「プレ更年
期」をどのように過ごすかで、体調管理や美容管理にも大きく差が
出てくることになります。
４０才前後で、疲労感、ストレス、体型の変化、肌の変化、白髪が
増える等の老化のサインが感じられるようになったら、それは女性
ホルモンの分泌が低下してきている証拠と捉えて、きちんとした対
策をすることで、更年期を遅らせたり、障害を緩和させたりするこ
とにつながるのです。
２．更年期の治療法
卵巣の力が弱って、女性ホルモンのエストロゲンが低下することで、
皮膚、骨、脳にも影響が出てくると言います。
なので、この時期から肌や血管の老化を減らす活性酸素対策や、腸
内環境対策、女性ホルモンの補充といったことを、できることから
始めることが、健康度のアップ、老化の遅延、更年期症状の緩和と
いったことを可能にするのです。
本当は、３０代から始めると理想なのですが、まだまだ元気なうち
は、まず長続きしないのが一般的な傾向です。
しかし、遅くとも４０代に入るまでには、多少なりとも女性ホルモ
ンを意識した生活を始めることが、最も有効な更年期対策なのです。
具体的には、緑黄色野菜や根菜類を積極的に摂ることで、抗酸化成
分を増やし活性酸素を減らすようにしたり、便秘やメタボを改善し
て腸内環境を整えたり、サプリなどでエストロゲンを補充するとい
ったようなことを始めることになります。
緑黄色野菜や腸内環境は何となくわかるけど、エストロゲンはどう
なんだろと思われるかも知れませんが、エストロゲンと似た働きを
することで有名なのが大豆イソフラボンです。
大豆と言えば、誰よりも熱心に研究しているのが醤油製造者ですよ
ね。（笑）
そんな醤油製造会社の中でも超大手のキッコーマンが、更年期女性
のために考え抜いて作ったと言われるのが「基本のサプリ」という
現在の悩みだけではなく、４０代以降に高まるさまざまなリスクの
ケアも考えた更年期女性のためのサプリと言われています。
プレ更年期・更年期の女性は必見ですよ！
