血糖と中性脂肪の関係
血糖とは、血液中に含まれるブドウ糖（グルコース）のことで、私たちの活動を支えるエ
ネルギー源です。主に食物から吸収された炭水化物（糖質）から供給されますが、不足す
るときは肝臓からも糖が放出され、多すぎるときは肝臓や脂肪細胞に蓄えられて不足事態
に備えることで、自動的に血液中のブドウ糖の濃度は一定に保たれています。
余談ですが、この機能に何らかの問題が生じ、血液中のブドウ糖濃度が自動で調整されな
くなり、高い状態のままになってしまうことを「糖尿病」と呼んでいます。
中性脂肪とは、このブドウ糖が肝臓や脂肪細胞に蓄積されたものや、肉や魚、植物油など
食品中の脂質の中のグリセロール、タンパク質がアミノ酸に分解されてグルコースになっ
たものなどが余分になると、同じように肝臓や皮下脂肪に蓄えられ中性脂肪になるのです
が、その性質上アルカリ性と酸性の中間の性質を有することから「中性脂肪」と呼ばれて
いるのです。脂肪全体の約９０％が中性脂肪と言われていますので、単に脂肪という場合
はこの中性脂肪のことをさしています。
ただ、この蓄えも多くなりすぎると脂肪肝や肥満の原因になり、健康や美容にも問題が出
てきますが、内臓を保護したり、体温を保つための働きもありますので、健康を維持する
ためにはある程度の脂肪も必要ではあるのです。
そこで、血糖や中性脂肪が高くなる原因は何かというと、食べ過ぎと運動不足などの生活
習慣によるところが大きく、エネルギー摂取量が多い割に消費量が少ないことが原因で、
その先には糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病があるということになります。
ただ、中性脂肪に関しては、それ以外にも過度の「飲酒」も原因になります。酒にも糖分
が含まれていますが、それよりアルコールを分解する際に肝臓で作られる酵素が中性脂肪
の合成を促進する働きがあります。そこへ「つまみ」や締めの「食事」なども加わること
が多く、普通の食べ過ぎ以上に中性脂肪が高くなりやすいのです。
血糖・脂肪を下げる方法
血糖・中性脂肪値が高くなるということは、もうすでにご存知のように生活習慣病の予備
群に入っているということになりますので、その対処法も生活習慣病の指針に従うのがも
っとも効果的ということになります。
つまり、食生活の見直し、生活習慣の改善、適度な運動ということですね。
そんなことは百も承知だという人は多いと思いますが、その割には生活習慣病人口はどん
どん増え続けています。要するに、本人が考えているほど「食事」や「運動」は改善され
ていないということになります。
そこで、近年、注目されているのが「難消化性デキストリン」なのです。自分の意に反し
て増え続ける中性脂肪を改善する方法として、食事量を抑えられない・運動量を増やせな
いなら、糖質や脂質の吸収を抑えることで、エネルギー過剰状態に対処しようとするもの
です。さまざまな形で難消化性デキストリンが販売されていますが、その多くは「機能性
表示食品」として、消費者庁にその機能性を届けていますので、まるで根拠のない話では
ありませんが、どのように摂取するかというところで選択方法も違ってきます。
私は、ごく自然に「かろやか食卓茶Ｗ」での摂取方法をおすすめしています。何と言って
も食事にかかせないお茶である上に、お茶の専門家が作った製品ですので、お茶そのもの
を楽しめ、更に難消化性デキストリンも高配合されているというのですから、すべてが自
然なところがおすすめの理由です。
血糖値・中性脂肪でお悩みの皆さんに、ぜひ、おすすめしたいと思います。
