増え続ける日本人の大腸ガンはどう予防する?

増え続ける日本人の大腸ガンはどう予防する?

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大腸ガンの基礎

大腸ガンとは、大きく分けると「結腸ガン」と「直腸ガン」の2つです。そして、古くは
結腸ガン=大腸ガンというイメージだったのですが、最近では直腸ガンやS状結腸ガンが
増えいる傾向にあります。

大腸ガンが増えている原因はと言うと、これもわかりやすく「食生活の変化」ということ
で、食物繊維が豊富な和食が減って、動物性脂肪の多い欧米風の食事が増えたことによる
影響が大きいと言われています。

つまり、動物性脂肪を消化するためには大量の胆汁が必要で、その胆汁が酸化されると二
次胆汁酸に変化し「発ガン物質」となるのです。結果的には、慢性的に便秘気味の人など
はこの発がん物質がS状結腸や直腸にとどまる時間が長くなり、大腸ガンが発生しやすく
なると考えられているのです。

大腸ガンの症状としては、一般的に「排便時の腹痛」「便に血が混じる」「便が細くなる」
「排便後にも残便感がある」ことなどとされていますが、大腸ガンの進行は比較的ゆっく
りしていて自覚症状もないので、なかなか自分で気付くのは難しいと言われています。

なので、定期的に検診を受けるのが理想なのですが、それもなかなか実行されない人が多
いことも大腸ガンが増えている原因の1つと言われています。そこで、特に心当たりがな
いのに「体重が減少した」「倦怠感や微熱で不調を感じる」などの症状を自覚したら、そ
のときは、必ず「健康診断」を受けなければならないと覚えておきましょう。

           

初期の段階なら内視鏡で切除する程度で完治も可能なので、特に40代以上の人は、ぜひ
定期的に検診を受けるようにして下さい。ここを無視する人が多いことが「日本のガン死
亡率2位」という不名誉な結果につながっているとも言えるのです。

大腸ガンの予防法

特に大腸ガンに限った訳でもありませんが、「日頃からガンにならないような生活をする」
ことと「定期的に検診を受ける」ことが基本です。大腸ガンにならない生活とは「食生活
の改善」「便秘改善」「運動」「禁煙」を意識することで、食生活では動物性脂肪を減ら
し食物繊維の多い食材を増やすことです。

大腸ガンの原因物質である胆汁酸の酸化を防ぐ働きがある乳酸菌、原因物質の二次胆汁酸
を排出させる働きがあるカリウムなどを摂取することも大切な予防法です。

また、肥満の男性、便秘の女性にも大腸ガンが多いと言われていますので、運動による体
重コントロールや便秘改善のための努力は、大腸ガンの予防に役立ちます。

最近、話題になっているコーヒーと大腸ガンの関係とは、コーヒーには発ガン促進作用の
ある腸内の胆汁酸の抑制、炎症などの予防的な作用があるというものですが、日本人を対
象としたコーヒーと大腸ガンの関係では、1日3杯以上コーヒーを飲む女性に結腸ガンリ
スクが20%ほど低下したという以外には統計学的な根拠はまだ見当たりません。しかし、
腸内の発ガン促進作用のある要因を抑える働きや、コーヒーの抗酸化作用物質のポリフェ
ノール、ビタミンE,マグネシウム、カリウムなど、大腸ガンリスクの低下に貢献する成
分が多く含まれていますし、コーヒーが健康の害になるという根拠もありませんので、コ
ーヒーを積極的に飲むことも大腸ガン予防にはおすすめできます。

          

食生活の改善、運動、便秘改善で、大腸ガンは半減するとも言われていますので、いずれ
かに問題があると思う人は、今からすぐに予防に取り組むことで、ガンリスクを少しでも
減らすようにして下さい。



 

 

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