認知症とはどんな病気？
高齢者が「もの忘れ」と言えば、すぐに認知症と考える人も多いのですが、加齢によるモ
ノ忘れと認知症は違います。加齢によるモノ忘れとは、脳の機能低下による一部のモノ忘
れで、何かヒントがあれば思い出すことも可能で、当の本人もそれを自覚していても、日
常生活に支障が出ることはなく、進行するものでもありません。
一方で、認知症による物忘れとは、脳の神経細胞が破壊されることで起こるモノ忘れで、
その物事が全体的に消えてしまった状態です。なので、本人に自覚はなく、ヒントを与え
ても思い出すこともなく、症状は進行し、日常生活にも支障が出ることになります。
つまり、加齢によるモノ忘れは単純に老化であり、認知症によるモノ忘れは病気なのです。
では、その認知症を引き起こす病気とは何かということですが、その約６０％がアルツハ
イマー型認知症、約２０％は脳血管型認知症ということで、一般的に認知症と言えばアル
ツハイマーと考えられているようなところがあります。
具体的には、６５歳以上の高齢者ではその約２割の人が認知症を患っていると言われてい
ますが、健常者と認知症の中間（ＭＣＩと呼ばれる軽度認知障害）のグレーゾーンも含め
れば、高齢者の約３割が認知症とその予備群ということになるのです。
軽度認知障害（ＭＣＩ）というのは、記憶力、言語能力、判断力、計算力、遂行力などに
多少の問題はあるものの、日常生活には支障がないレベルのことを言いますが、この段階
で異常に気付き、対策をすることができれば、認知症予防としてはベストなタイミングと
いうことになります。
両者の主な特徴は、アルツハイマー型は女性に多く、「もの盗られ妄想」「徘徊」などが
よく見られる症状で、脳血管性型は男性に多く、「まだらボケ」と言われる認知症や感情
のコントロールがうまくいかないといった症状がよく見られます。
認知症対策にプラズマローゲン
これまで、認知症や物忘れに効果的と言われていたものは、イチョウ葉エキスやＤＨＡ・
ＥＰＡなどが中心でした。しかし、近年は、ちゃんとした臨床試験や研究結果に基づいて
「プラズマローゲン」が推奨されるようになりました。
その有効性は「海馬の神経新生力アップ」「空間認知学習障害や神経炎症の抑制」といっ
たことで検証されています。しかし、いろいろなクチコミなどでは、プラズマローゲンに
よって症状が改善したという良い評価がある一方で、プラズマローゲンは効果なしといっ
た否定的な評価もあります。
それは、このプラズマローゲンはアルツハイマー型の認知症に対する有効性の実験結果で
あり、認知症の多くはアルツハイマー型であると言っても全体の６０％なので、当然それ
以外にも認知症の原因はあります。つまり、アルツハイマー以外の原因による認知症にプ
ラズマローゲンを摂取してみても、あまり良い評価が得られなくても当然ということにな
ります。なので、まずは認知症の原因を知ることから始めなければなりません。
アルツハイマー型とは、老人班や神経原繊維変化が海馬を中心に脳の広範囲に出現するこ
とで脳の神経細胞が死滅していく症状で、脳が萎縮していくことで認知症が起こりますが、
その萎縮状態は脳検査画像でも確認することができます。
脳血管型とは、脳梗塞、脳出血などが原因で、脳の血液循環が悪化して脳の一部が壊死し
てしまう症状で、その脳の壊死部分も脳検査画像で確認できます。
それ以外にも、レビー小体という特殊なものができることで神経細胞が死滅して認知症が
起こるレビー小体型という種類のものもあります。幻想やうつ状態がその特徴で、パーキ
ンソン症状に似ています。
認知症の原因の主なものは、だいたいこの３種類ですが、まずはその原因を見極めた上で、
アルツハイマー型である場合には、臨床実験でも確認され、ユーザーからも高評価を集め
ているプラズマローゲンを摂取するのが現時点でのおすすめということになります。
プラズマローゲンは、ホタテや鶏の胸肉に多く含まれているとされていますが、熱に弱い
ため、生で食べなければ直接は摂取しにくいとも言われています。なので、もし必要なら
サプリメントで摂取することをおすすめします。
ご参考までに、今、最も評価の高いのが「プラズマローゲン18000」です。